カーツウェルK2600とは、カーツウェル（"Kurzweil" ）のシンセサイザーの商品・型番名である。1999年に発売され、V.A.S.T（"Variable Architecture Synthesis Technology" ）という音源システムと、KDFXと呼ばれる独自のエフェクト機構を内蔵している。大きなリボンコントローラーが特徴で、多彩なエフェクトをコントロールできる。従来機であるK2500からの変更点としては、トリプルモード、KB3モード(ハモンドオルガンのシミュレート)の追加、ピアノROMの標準搭載、などが挙げられる。本体カラーは紫と黒の2種類が存在したが、現在は黒のみが流通している模様である。音源部はいずれも同じ。スライダーの数も同じなので、違いは鍵盤数とその構造のみとなっている。

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