THE 野球(ざ やきゅう)は、2000年代前半にディースリー・パブリッシャーより廉価版ゲームソフトシリーズ『SIMPLEシリーズ』の作品として発売された野球ゲームシリーズである。PlayStationにおいて『SIMPLE1500シリーズ』として上記タイトルで、PlayStation 2において『SIMPLE2000シリーズ』として『THE プロ野球(ざ プロやきゅう)』のタイトルで発売された。2000年10月5日発売。開発は、E'sが担当。選手を操作するアクションゲームの多い野球ゲームとしては珍しく、プレイヤーが監督となって選手を采配するシミュレーションゲームとなった(同様のソフトとしては、当時アスキーより発売されていた『ベストプレープロ野球』シリーズ等の前例が存在する)。登場する選手・球団・球場・リーグ名はすべて非実名(変名)となっている。当時は既に日本野球機構等の許諾を受けて実名を使うゲームがほとんどであり、家庭用ゲーム機の作品としては、1994年7月発売のスーパーファミコン用ソフト『スーパーウルトラベースボール2』(カルチャーブレーン)以来である。選手の名前・能力値をエディットすることもできるが、ベストプレープロ野球のようにチーム名や本拠地球場を変更することはできない。メモリーカードの使用量は、8ブロック。2001年6月7日発売。開発は引き続きE'sが担当。日本野球機構からの許諾を受けて選手・球場名を実名化したバージョン(データは1999年シーズン終了時のもの)。ゲーム内容自体は前作と同じである。シリーズ番号は21のまま置き換えられており、新作ではなく改訂版という扱いとなっている。SIMPLEシリーズで複数のソフトが同一の番号を使っている唯一の例である。2002年7月25日発売。開発はaccessが担当。前作と同様のシミュレーションゲームで、2002年シーズン前半頃のデータが収録されている。前作では、新聞・雑誌などのスコア表記に準じた選手名表記が、非アジア圏出身選手を除きフルネームで表記されるようになった。リーグのルール変更が可能となったほか、チームエディットモードもユニフォームや本拠地球場の設定が可能となった。メモリーカードの使用量は、上記2作と同じく8ブロック。2003年4月24日発売。開発はタムソフトが担当。PlayStation版とは異なり、3頭身のデフォルメされた選手を操作するアクションゲームとなった。また、ペナントレースモードとVSモードは導入されているものの、エディットモードが消滅した。PlayStation版では2D視点であった映像が、3Dフルポリゴン映像となり、選手の動きもモーションキャプチャーによって表現されるようになった。それにあわせて、リプレイ機能も搭載しているほか、ウグイス嬢による選手名のアナウンスも導入された。『THE 野球2』までに引き続き、日本野球機構公認だが、球場のみ架空のものとなっている。投手がモーションに入った際に、素振りをすると、その時点でスイングしたとみなされ、ストライクと判定される仕様が存在する。メモリーカードの使用量は、346KB以上。2004年8月5日発売。開発は引き続きタムソフトが担当。選手のデータが改訂され、細部が修正されている(ペナントレースモードは、パシフィック・リーグが導入したプレーオフ制度に対応された)ものの、基本的には前作と同様。球場名も架空のままとなっている。メモリーカードの使用量は、370KB以上。※いずれも、メーカー公式サイト内情報ページ。
出典:wikipedia
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