関西空港交通株式会社(かんさいくうこうこうつう)は、南海電鉄グループのバス会社で、主に関西国際空港と近畿圏、東海圏、中国・四国地方を結ぶリムジンバス、貸切バスを運行している。1991年4月に南海電気鉄道と当時のいわゆる航空3社(日本航空、全日本空輸、日本エアシステム)の出資により設立。1994年9月の関西国際空港開港に伴い、運行を開始した。英訳名は"Kansai Airport Transportation Enterprise Co., Ltd."で、その略称から"KATE"(ケイト)と呼ばれている。近畿地方の他、中国・四国地方へも運行される。その1994年の開港以来、リムジンバス運賃は据え置かれて来たが、近年の燃料費高騰や関空利用者の減少などから、2009年2月1日より一部を除く各路線の運賃が値上げされた(USJ線は3月1日より値上げ)。一方、近年ではPeach Aviationを初めとする格安航空会社の就航により早朝・深夜時間帯に関空を発着する便が増加しており、これを背景にしてリムジンバスに於ける深夜・早朝便の新設などに積極的に取り組むようになってきている。そして2015年7月1日、関空から大阪駅前に向かう便について、日本初となるリムジンバス24時間運行を実現させた。この実現には、関空側からの運行要請も背景にあるとされている。また、2015年にANAホールディングスが保有していた株式を南海電鉄に譲渡したため、現在は南海電鉄の完全子会社となっている。なお、同社および共同運行の各社ともに、関西国際空港発着のリムジンバス(南海バス単独運行のSoraeも含めて)に於いては、スルッとKANSAI対応カードやPiTaPa、ICOCAなどの乗車カードは利用できないので、注意が必要である。※大阪市内は上記参照以下の路線同士を太字停留所にて当日に乗り継ぐ場合、出発地にて乗継割引乗車券を購入できる。
出典:wikipedia
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