『チックンタックン』は、石森章太郎(後の石ノ森章太郎)の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメである。漫画版は学習研究社発行の科学と学習シリーズ(『○年の科学』『○年の学習』)に連載。当初は『チクタク大冒険』というタイトルで『科学』のみに掲載されており、同じく石ノ森作の『未来救助隊アスガード7』と同様に科学的知識を盛り込んだ内容の学習漫画だったが、後のテレビアニメ化に伴って『学習』でも連載を開始した。『学習』に掲載されていたものは純粋なギャグ漫画となっていた。原作者は石ノ森であるが、石ノ森自身による執筆が行われていたのは『1年のかがく』と『5年の科学』掲載作のみであり、学年ごとにシュガー佐藤、中島昌利、桜多吾作など、異なる漫画家(おもに石ノ森の元アシスタント)が作画を担当していた。なお、学年が同じ『科学』と『学習』は必ず担当が異なっていたが、複数年の雑誌を同一人物が担当することはあった。R(アール)星からやって来た宇宙人チックンとタックンが、地球人の少女ミコのもとに居候するという基本設定は全学年ともにほぼ共通であるが、作画担当者ごと、または年度ごとに多少のストーリーや設定が改変されている場合もある。登場キャラクターのうち、Dr.ベルとギジギジは前作『SPハーレー』から引き続き登場したキャラであり、最終回で相対するハーレーの前に乱入する形で名乗りを上げたのがチックン・タックンであった。また、同作品のヒロイン「シズカ」は、掲載作によってはミコの代わりに登場しており、ミコに比べるとセミロングの落ち着いた雰囲気の少女であった。1982年の『6年の科学』には、スピンオフ作品として『Dr.ベルの釣り教室』(作 - 桜多吾作)が連載されていた。1984年のテレビアニメ化に際し、タイトルを『チクタク大冒険』から『チックン大冒険』、そして『チックンタックン』と2度改めている。アニメの終了後、1985年3月をもって全学年の漫画連載も終了した。1984年4月9日から同年9月28日まで、フジテレビ系列局で放送(放送期間は、キー局であるフジテレビでのもの)。学習研究社とフジテレビが共同製作した。全23話。製作局のフジテレビでは、第11話(1984年7月2日放送分)までは月曜 19:00 - 19:30枠 (日本標準時)にて、第12話(同年7月13日放送分)からは金曜 16:30 - 17:00枠 (日本標準時)にて放送された。作品名は、第4話(同年4月30日放送分)から第11話までは番組表に「痛快アニメ チックンタックン」と表記されていたが、放送上での変更は無かった。金曜16:30枠への移動後には、表題通りの表記に戻っている。内容は、1980年代当時の流行を多く取り入れたドタバタギャグ作品となっている。内房地域が物語の舞台。海外でも放送され、。アール星からDr.ベルとギジギジが、あらゆる悪事を行う事ができる「ワルチン大事典」をもって、地球にやってきた。それを追ってきた王子のチックンと、臣下のタックンは小学生の南田ミコと出会う。事情を知ったミコと友人たちはキュンキュンズを結成、チックンと共にDr.ベルの悪事に立ち向かう。第1話と第6話がアニメ絵本として刊行された。
出典:wikipedia
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