『Unreal Tournament』(アンリアル・トーナメント、略称UT)は、スポーツ系FPSと呼ばれるジャンルのゲームの一つ。FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)における三大ゲームHalf-Life、Quakeと並ぶUnrealの系統。Unrealがシングルプレイ主体である事に対し、UTはマルチプレイを主体としたFPSである。2007年11月に最新作であるUnreal Tournament3が発売になった。2008年3月18日にSteamでUnreal Gold、Unreal2と共にシリーズ3作が発売になった。Unreal Tournament3とUnreal Tournament 2004を買うとUnreal GoldとUnreal2、Unreal Tournamentがついてくるようなパック価格となっている。UT2003/2004と区別するためにUT99とも呼ばれる。それまでのFPSの基本的なゲームモードであるDeathMatchやTeamDeathMatch等にAssaultというオブジェクト攻略型のゲームモードを搭載したことや、BOT(コンピュータプレイヤー)の性能がそれまでと比べて極めて優秀で、状況に応じて逃げるという選択肢を取る事があることなどから人気を博し、発売された1999年にGame of the Yearを獲得する。登場する武器はUnrealと基本部分はほとんど変わらず、各武器に二種類の攻撃方法が存在する。一般にプライマリ(左クリック、以下1st)・セカンダリ(右クリック、以下2nd)と呼ぶ。BOTの難易度は全部で8段階あり、一定毎にできる事が違う。6段階目くらいになると人間には不可能な動作(Dodgingした後にDodging等)を行ってくる。発売から相当の年月が経過し、要求スペックが2003/2004や3のように高くないため、日本では3作の中で一番プレイヤーが多いと言われる。それぞれの武器に、プライマリとセカンダリの2つの射撃モードが用意されている。他のシリーズに比べるとどの武器も凶暴とも言える強さで、初期武器のImpact HummerとEnforcer以外のどの武器も、上手く当てれば数秒で相手を倒せるほどである。2002年10月25日に発売された初代UTの続編。Unreal Engine 2による綺麗なグラフィックの実装、ゲームモードAssaultの代わりとなるBombingRunの追加、新要素Adrenalineの追加等が行われた。しかし、新エンジンによる必要スペックの上昇、追加・変更されたゲームモードがそれまでにあったゲームモードよりも質が低い、などの理由で初代UTユーザーをそれほど取り込めず、id SoftwareのWolfenstein等、他社から優良な作品が出たことによって売り上げが芳しくなかった。自動車のように年次改良を予定していたためUT2ではなく、2003というネーミングになっている。しかし実際の改良は2004での1回のみとなった。後述のDodgeJumpを始めとし、普通の移動も速度が上がり、現シリーズ中最速の展開のため、そのスピード感に魅せられ2003/2004をプレーし続けるプレーヤーもいる。銃器は初代UTよりも弱体化が図られており(というよりはUT99が異常とも言える強さだったため)、よりエイミングを必要とするようになった。2004年3月18日に発売されたUT2003の続編。UT2003を基本にして新たなゲームモードであるOnslaughtの追加やAssaultの復活、武器バランスの見直し等様々な追加・変更を加えており、単なる二番煎じとはなっていない。搭乗可能な戦車や垂直離着陸機などがこのバージョンからゲームモードとして本格的にサポートされている。DeathMatchにおけるキャラクタの白兵戦の強さをそのままに、広大なマップをビークルで踏破するゲームモードを追加してもゲームバランスが破綻を起こしていないのは、稀有なことである。新武器ではないが、新モードOnslaughtのノード破壊にはLinkgunの1st、ノード制作にはLinkgunの2ndが一番効率が良い武器となっている。またAssaultやOnslaughtでは乗り物をLinkgunの2ndで修理出来るようになった。Linux、Mac、Windows、PLAYSTATION 3、Xbox 360向けに開発。当初『Unreal Tournament 2007』として発表されていたが、2007年1月25日、発売時期が遅れることを見込み、また2003/2004のような年次改良版との混同を避けるため『Unreal Tournament 3』と変更された。Windows版発売は2007年11月。Gold(マスター完成)発表から販売まで1ヶ月程度しかなかったため「プレスは間に合うのか」という声も出ていた。続けて、12月にPS3版が発売された。Xbox360版他は開発が一時中断となっており、Windows版やPS3版の発売後調整が終了次第、それらの開発を再開すると、Epic Gamesは公式フォーラム及びプレス向け発表にてコメントし、その後日本版はPS3版と同時に発売となった。前年に発売されGame Of The Yearを多数獲得したGears of Warと比較しても、改良を重ねられたUnreal Engine3の表現力は、さらに向上している。しかし同年にTeam Fortress2、Call of Duty 4、Crysis、Portal、S.T.A.L.K.E.R.、Bioshock等の大作が続けて発売された事や、デモ版(体験版)に売りである新ゲームモードが未実装であった事、更にゲーム仕様が固まらないまま開発を急いだためか、Windows版発売当初はバグも散見され、またインターフェイスの不備も指摘された。その完成度の低さにおいて多くのプレスレビューから批判を浴び、本作は商業的に大きく苦戦を強いられることとなったが、ゲーム内容はシリーズの集大成と言うべきものであり、一定の好評価を得た。その後、修正パッチの配布によって、不具合問題は徐々に改善されてきている。また、UTシリーズは元来マルチプレイヤーでの対戦プレイを主眼としていたため、シングルプレイヤー・キャンペーンのストーリー性はきわめて希薄だったが、UT3ではこれについて「Gears of Warを意識したストーリー性を取り込む」という試みがなされた。主人公を含めた各キャラクターや背景となる世界観が固定され、冒頭や要所要所ではストーリーを補足するシネマティックが流れたり、試合中にもキャラクターが台詞を喋るなどの演出がなされた。しかし、結果としてこの試みが成功したとは言い難く、内容的には実装された各ゲームモードがストーリーの進展にあわせてミッション仕立てで構成されているという内容であり、実際のゲームプレイ部分では旧作のキャンペーンと何ら違いがなかった。本作UT3では、UT2004にあったアドレナリンとドッジジャンプが廃止された(ウォールドッジ、ダブルジャンプは存続)。同時にAIM重視の即着武器が若干パワーダウンし実弾兵器のパワーアップが図られ、結果的に戦闘スタイルがUT99に近くなった。「地に足の着いた戦闘感覚を目指して調整した」とEpic Gamesの開発スタッフは述べている。その狙い通り、本作のゲームプレイは重量感と迫力に溢れるものとなったが、一方、前作での特徴であった軽快な操作感や爽快なスピード感は減少した。PS3版はヨーロッパとアメリカにおいて販売されており、2008年2月の時点で10万本を売り上げるヒット作となった。だがPC版、PS3版(さらにはヨーロッパとアメリカ版)の間にネットワーク的な互換性がなく相互に対戦することはできない。2008年2月、UT3のパブリッシャーだったミッドウェイゲームズ(Midway Games)が倒産。翌3月にはValve Software のSteamによるWindows版のインターネット販売が始まった。これによる価格の大幅な削減と販売経路の大幅な改善により各国でのプレイヤー数の増大が期待されている。2008年9月に日本語版としてPS3版、XBOX360版が同時に発売。海外版同様にネットワークの互換性が無く日本語版のみでしか対戦できないのに加え、日本国外では宣伝材料として使われていたPS3版のMOD導入機能も削除されている。発売とほぼ同時に「総額100万円、The Wantedを倒せば10万円贈呈!」という大規模なキャンペーンを開始。9/28日現在オフィシャルでは2人の勝者が確認されているが、それに加えnegitaku.orgの記事によると、9/28 - 9/29の間に1人の勝者がいることが確認されている。Vehicle CTFとWarfareではホバーボードが登場、これはフラッグやオーブを持っていて乗り物に乗れない時でも使用が可能。ただし乗った状態で攻撃を受けると転倒してしまい、フラッグ&オーブを落とす上に、大きな隙が出来る。ホバーボードに乗ったまま仲間の乗り物に接近すると、ビームワイヤーで乗り物に掴まる事が出来る。
出典:wikipedia
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