恋の奇跡(こいのきせき)は、もりたゆうこによる漫画作品。「Kiss」(講談社)で連載、コミックスは全8巻。及びそれを原作としたテレビドラマ。1月のある日、容姿にコンプレックスを抱く高校3年生の塚本妙子の元へ、父の遠縁で妙子と同い年だという倉田雪乃が現れた。母を亡くしたという雪乃を3月まで という条件で家に寄宿するというのだ。美しい容姿同様、性格も良い娘に思えた雪乃だったが、数々の不審な行動の末、妙子の母を殺害。泥酔した父をホテルに連れ込み、関係を持ったように見せかけた上で、妙子を家から出して欲しいと懇願する。母殺しを始めとする疑念を雪乃にぶつける妙子だが、雪乃は「醜い人が何を言っても周囲は信じない」と切り返した。絶望しトラックに飛び込もうした妙子を謎の医師、聖達彦が救出。その聖からダイエット計画を持ちかけられた妙子だが、過酷さに家に戻ろうとする。しかし、父は行方不明になり、家は妙子になりすました雪乃によって売却されていた(この時に来ていた買い手から、母の位牌の処分を頼まれたと聞かされ、持ち帰っている)。行き場をなくした妙子は、聖の命令でダイエットの為にパリへ。そこでモデルとして撮影に来ていた雪乃から、容姿に対して罵詈雑言を浴びせられ、復讐を誓う。1999年4月15日から同年7月1日までテレビ朝日系列で放映された。全12話。容姿に対してコンプレックスを抱いてはいるものの、両親の愛情に恵まれ、明るく心優しい性格に育った塚本妙子。高校の卒業式の日の夜、「母が亡くなって天涯孤独になってしまった」「大学を卒業するまで」として、遠縁の親戚の娘で妙子と同い年の倉田雪乃が父、正春に連れられて来る。大学生モデルとして活躍する程の美貌に加え、気さくな性格で周囲を魅了する雪乃だったが、3年が経過する頃から、塚本家の隣家の住人、甲斐へ急接近。近所の商店で塚本家を中傷したり、同時に父に対しての思わせぶりな言動で母、彩子を挑発。家族仲は険悪になってゆく。雪乃と正春の間の秘密を疑い素行調査に出掛けた彩子が駅のホームから転落し死亡。家庭崩壊状態に悩み、ノイローゼになっていた事を周囲に知られていた為、警察は自殺として処理するが、さまざまな出来事から雪乃に不信感を抱いていた妙子は、雪乃に彩子殺害の嫌疑を掛け罵倒。しかし本性を現した雪乃は「私を疑うのは、あなたの心が醜い証拠。姿が醜い人は心も醜い」等、言い放つ。放心状態になった妙子は、踏切で自殺を図ろうとするが、間一髪で謎の医師、聖達彦に救出され、彼の指導の下で1年間、過酷なダイエットに励むことになる。のちに華麗なる美貌を手に入れるも、自宅は妙子になりすました雪乃により競売に掛けられ、家財道具のほとんどが消失。父は行方不明。甲斐は就職して家を出たという。雪乃の携帯電話に連絡をする妙子だが、「1年間、連絡をしなかったのはあなたの落ち度」と切り返されてしまう。父を捜す妙子は、雪乃の専属アーティストとなるが、そこで広告代理店社員の甲斐と再会。そして同時期、モデルにスカウトされ芸能界入り。しかし美に固執する雪乃の嫉妬心などから妨害と嫌がらせを受けてしまう。雪乃を憎悪する妙子だが、次第に雪乃の生い立ちと正体、そして自分との繋がりが明らかになってゆく。ドラマ化に際して登場人物の性格、塚本家と雪乃の繋がり、その他も設定の変更が行われ、原作とは大分異なったストーリーとなった。
出典:wikipedia
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