世界らん展日本大賞(英名; Japan Grand Prix・蘭・International Orchid Festival、略称; JGP、以下「世界らん展」)は、日本における代表的な大規模国際蘭展。第1回が1991年に開催されて以来、毎年1回、2月中旬から下旬(3月初旬までの場合もある)の7〜9日間、東京都文京区の東京ドームで開催される。展示には洋蘭、東洋蘭(シュンラン、カンラン等)、日本の蘭(エビネ、セッコク等)など、様々なラン科植物が世界20〜25ヶ国から約3000種10万株集まる。また会場内には約150店の販売ブースが設けられ、蘭の苗、切花、栽培用素材・器具、書籍、蘭をモチーフとした雑貨、工芸品、化粧品、菓子などが販売される。開催期間中の来場者数は延べ約15万人。開催地固定型の蘭展としては、サンタバーバラ国際蘭展(Santa Barbara International Orchid Show)、マイアミ国際蘭展(Miami International Orchid Show)や台湾国際蘭展(Taiwan International Orchid Show)などとともに、世界最大級の規模を誇る。通常、開催日前日に各部門の審査が行われ、受賞者が決定する。その日の夕刻(16:00頃)に、主催・協賛者、出品者、来賓など関係者の出席で開会式が行われる。開会式後は「特別内覧会」が開催され、来賓、特別招待者が観覧する。2000年2月25日には今上天皇、皇后が行幸した。2010年2月12日にも行幸の予定であったが体調不良のため2月8日宮内庁が取り止めを発表し、皇后のみによる行啓となった。「特別内覧会」が終った後(18:00頃)「一般内覧会」が行われる。枚数限定の「内覧会特別鑑賞券」を持つ一般来場者が入場し、観覧することができる。全6部門に分けて作品を審査し、賞金総額は 1084万円である。各部門の概要は以下の通り。 ・ GM(金賞・ゴールドメダル) ・ SM(銀賞・シルバーメダル) ・ BM(銅賞・ブロンズメダル) ・ CCM(栽培賞) ・ AOS特別賞(最も優れた東洋蘭及び日本の蘭の栽培賞) ・ RHS特別賞(最も優れた洋蘭の栽培賞) ・ WOC特別賞(最も優れた蘭の原種) (【部門5】美術工芸審査部門 は JGP2014 から 【部門5】アート審査部門 へと改称) (【部門6】寄せ植え審査部門 は JGP2012 から 【部門6】ミニチュアディスプレイ審査部門 へと改称)2015年2月13日(金)2015年2月14日(土)〜2月22日(日) (9日間) 次回「栽培コンテスト〜育てようセロジネ〜」のエントリー株を限定販売【メインステージイベント:三塁側スタンド席 特設ステージ】【ふれあいステージ:蘭ふれあい広場内】【ワークショップ:蘭ふれあい広場内】世界らん展は現時点までに26回の開催実績がある、これは日本国内の国際蘭展としては沖縄国際洋蘭博覧会(30回)に次ぐ長い歴史である。世界的に見ればサンタバーバラ国際蘭展が71回、マイアミ国際蘭展が69回の開催実績を持つのに対して短いが、日本の蘭展の歴史の中で最も重要な位置を占めている。初回以来開催規模は年々拡大し、1991年に6万株だった展示は13年後の2004年には10万株に達したが、それ以降の近年では整理縮小傾向が見られる。世界蘭会議(または 蘭・世界会議、WOC、World Orchid Conference) は国際的で大規模な蘭の祭典であり、園芸植物の展示博覧会としては、フロリアード(オランダ)、チェルシーフラワーショウ(イギリス)と並び称される規模を持つ。開催国を変えて3年ごとに行われるその形態ゆえに「蘭のオリンピック」とも称され、専門家が学術的な研究発表を行う「会議部門」と、蘭の展示品評を行う「展示部門」の2部門からなる。第12回は1987年に日本で開催された。会議部門は3月19日〜21日(3日間)東京都新宿区の小田急ホテルセンチュリーハイアットを、展示部門は3月18日〜25日(8日間)神奈川県川崎市の小田急向ヶ丘遊園を会場とし、世界21ヶ国から出品された30,000株の蘭を展示した。「世界一の蘭を見よう」と詰めかけた一般来場者で展示会場は連日大盛況となり、期間中の来場者数は主催者側が当初予想した25万人を大幅に上回り40万人に達した。洋蘭と東洋蘭が一堂に会する画期的な展示内容は、特に海外からの来賓に強い印象を与えたという。こうして第12回世界蘭会議がイベントとして大成功を収めた事が、世界らん展開催の契機要因のひとつとなった。現在でも世界蘭会議委員会は世界らん展の重要な後援組織であり、2005年からは「最も優れた蘭の原種」にWOC特別賞が贈られている。以下に大賞受賞花とその出品者の一覧を記す。Japan Prize は世界らん展の前身となった大規模国際蘭展であり、その内容は世界蘭会議から展示部門を切り出して拡張・発展させたものである。第12回世界蘭会議の成功を一度限りのものにせず、蘭を通じた国際交流をより活発に行うために企画された。世界らん展の基本的な開催形態はほぼここで定まった。企画・運営は日本コンベンションサービス株式会社が担当。1989年2月10日〜19日の10日間(公開時間 9:00〜21:00)、東京ドームで開催され、57,000株の蘭を展示、43万人の来場者数を記録した。画期的な試みとして、花の香りを審査する「フレグランス部門」が創設された。この部門は後の世界中の蘭展に影響を与え、早速翌1990年の第13回オークランド世界蘭会議(ニュージーランド)にも導入された。この Japan Prize の開催により、「温度・湿度が厳重に管理された大規模園芸展示会」の運営ノウハウが更に蓄積され、翌年の国際花と緑の博覧会へと活用されていった。以下に大賞受賞花とその出品者の一覧を記す。1989年のJapan Prize、翌1990年大阪国際花と緑の博覧会(EXPO'90)を経て、現在東京ドームで開催されている大規模国際蘭展。以下に開催期日、開催日数、参加国数、展示株数、物販ブース数、来場者数の一覧を記す。広告の意匠は、1993年から2005年まではほぼ統一され大きな変化が見られなかったが、2006年から2008年にかけてポスターデザインの一般公募が行われて以降は、毎年大幅に変化するようになってきている。公募で入選したデザインはポスターの他に中吊広告、新聞広告、チラシ、チケットにも用いられた。以下に開催テーマ(広報フレーズ)とポスターデザイン公募入選者の一覧を記す。2011年開催期間中、【部門3】ディスプレイ審査部門 を対象に、来場者による人気投票が行われた(投票期間:2月19日〜24日、結果発表:2月25日、副賞:大塚製薬提供)。以下に得票上位の作品名とその出展者の一覧を記す。以下に大賞受賞花とその出品者の一覧を記す。高松市の蘭園経営の男性が開催に備えて2009年2月11日午後7時ごろまでに外野席下の保管部屋に約140株のランを搬入したが、12日午後1時に保管部屋に行ったところ、54株(計100万円相当)が無くなっていた。この男性は警視庁富坂署に窃盗事件として被害届を提出した。
出典:wikipedia
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