『マグニフィケイション』（Magnification）は、イエスのアルバムである。メンバーはジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、スティーヴ・ハウ、アラン・ホワイトの4人。加えてオーケストラが参加している。2000年3月のツアー終了後にビリー・シャーウッドが、次いで8月のツアー終了後にイゴール・コロシェフが辞め、イエスは専任キーボードがいなくなった。以前ならリック・ウェイクマンなり他のキーボードなりを補充するのが通例だが、今回はそうはせず（或いはそれが出来ず）、本来キーボードが担当するサウンドの拡大とオーケストレーションに、実際のオーケストラを起用している。オーケストラ・パートのアレンジ担当は映画音楽出身のラリー・グルーペ。初期の頃からのイエス・ファンと伝えられる。共同プロデューサーはティム・ウェイドナー。エンジニア出身で、スティーヴ・ハウのソロ・アルバム『タービュランス』のエンジニアリングを手がけた経験がある。DVDオーディオ盤は、96Khz/24bitでサンプリングされており、通常の2ch.及び5.1chにミキシングされなおしたトラックが収録されている。またDVD-ROMコンテンツとして壁紙やWindows用のスクリーンセーバーが収録されている。なお、ドルビーデジタル方式によるDVDビデオプレーヤー対応音声が入っているので、通常のDVDプレーヤーでも再生は可能。

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