誕生寺(たんじょうじ)は、千葉県鴨川市小湊にある、日蓮宗の大本山。山号は小湊山。日蓮の誕生を記念して出身地に建立された。1276年(建治2年)10月、日蓮の弟子の日家が日蓮の生家跡に高光山日蓮誕生寺として建立。しかし1498年(明応7年)の明応地震、1703年(元禄16年)の元禄地震と2度の大地震、大津波により現在地に移転された。(現在、生家跡伝承地は沖合いの海中にある。)その後、26代日孝が水戸光圀の外護を得て七堂伽藍を再興し、小湊山誕生寺と改称したが、1758年(宝暦8年)に、仁王門を残して焼失し、1842年(天保13年)に49代目闡が現存する祖師堂を再建した。近代に入り、大正天皇の病気平癒の廟所が建立された。その後、昭和から平成にかけて、50万人講を発願して諸堂を復興、1992年(平成4年)5月に落慶法要が行われた。2001年(平成13年)10月には『誕生寺の線香と磯風』がかおり風景100選に選定されている。江戸時代の不受不施派(悲田宗)禁政のため幕命により天台宗に改宗するところだったが身延山が日蓮誕生地の由緒で貰いうけ一本山に格下げ(悲田宗張本寺の谷中感応寺、碑文谷法華寺は天台宗に改宗された。現谷中天王寺、碑文谷円融寺)。昭和21年大本山に復帰。現住は84世石川日命貫首(本山水戸久昌寺より晋山)。潮師法縁。山内には幼少期の日蓮像、祖師堂など日蓮に関わる施設が目立つ。このほか、誕生堂、鐘楼堂、大田堂、竜王堂などがある。1991年(平成3年)、祖師堂の日蓮像を修理するため解体したところ、胎内から4代日静筆の古文書と薬草が発見された。古文書には「生身の祖師」の名と宗祖誕生の時と所が記されていた。日蓮が母を蘇生させた伝説から、当山の日蓮像は「蘇生願満の祖師」と呼ばれる。この願満の祖師のお使いとして鯛が使われており、山内では鯛のお守り「願満の鯛」が売られている。また、日蓮宗信徒に限らず、周辺地域では鯛を食べる事を嫌う人が多い。なお、願満の鯛は近所にある清澄寺の五角の合格枡と共に有名な縁起物となっている。JR東日本外房線安房小湊駅から車で5分
出典:wikipedia
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