東京魔人學園外法帖(とうきょうまじんがくえんげほうちょう)は、『東京魔人學園伝奇』シリーズの第二作として2002年1月24日に発売されたPlayStation用伝奇ジュヴナイルゲームソフト。監督・脚本は今井秋芳、製作はシャウトデザインワークス、発売はアスミック・エース エンタテインメント。シリーズ全体の概説やシステム・物語上の共通する特徴は東京魔人學園伝奇の項を参照。なお、本項では『東京魔人學園外法帖血風録』についても合わせて述べる。『東京魔人學園剣風帖』に続く魔人學園伝奇シリーズの第二作である本作は、現代を舞台にした学園ドラマであった前作から設定を一変させ、幕末動乱期を舞台にした時代劇ゲームとして発表された。「東京魔人學園伝奇・天の章」と銘打たれており、設定的には魔人學園伝奇シリーズの幕開けとなる物語。ラストシーンで前作の舞台である真神学園が創設されることになり、いわば真神学園前史とも言える内容となっている。本作に登場する人物の多くは、前作剣風帖、およびその他作品のキャラクターの「祖先」という位置づけにある。伝奇ものにありがちな「前世」と言う設定にしなかったのは、「人は代わってもその思いは受け継がれていく」と言うシリーズのテーマに沿ったもの。逆に、敵となる人物はそのテーマに反する存在となっている。もっとも、事実上のキャラクター造形としては剣風帖の各キャラクターと大差がない者も多く、特に龍閃組サイドのメイン4人でそれが顕著である。逆に鬼道衆サイドでは、前作の敵キャラクターたちの祖先やそれと関連のあるものを味方キャラクターとして使えるという試みもあった。本作の物語構造上の最大の特徴は、『陽』編において公儀隠密の龍閃組として、『陰』編において幕府打倒を狙う鬼道衆として、敵味方に分かれた両陣営の視点から物語を展開することができると言う点にある。エピソード各話の構成も、同じ一つの事件を、いわば表と裏から見る、という作りになっている。さらに『邪』編においてその二つの勢力が主人公を中心にやがて結束していき、協力して真の敵に立ち向かう、という展開が用意されている。その陰陽調和のキーパーソンとなる比良坂の素性が外法帖においては明確にされていなかったが、これについては、リメイク版の「血風録」において彼女の過去と正体が描かれることで解決が図られている。2012年3月28日にゲームアーカイブスで配信された。PS版で存在したバグは未修正のままであり、アスミック・エース エンタテインメント公式に「『東京魔人學園』シリーズについてのご注意」が掲載されている。また、最初の起動時はDisc1(陽編〜徳川編〜)のタイトル画面から始まるため、陰編〜鬼道衆編〜から始めたい場合はPSボタンを押し、「ゲームリセット」で“ディスク2”を選択する。東京魔人學園外法帖血風録は、2004年8月12日にプラットフォームをPlayStation 2に変え、マーベラスインタラクティブより発売された外法帖のリメイクである。大筋の流れは変わらないものの、『邪』編に「北欧神話編」ともいうべき中間エピソードが挿入されたことが特徴。とはいえ、この北欧編により比良坂の正体が明かされたほか、九角天戒がその父の真意を知るエピソードも語られ、また、外法帖において、融和後とはいえ龍閃組と鬼道衆がいきなり仲良くなっているのはおかしいといった指摘にも対応している。ゲームシステム上も、外法帖では各話インターミッションにおいて仲間一人との会話しかできなかったものが、本作では全員と会話できるようになっているなどの改良点がある。また、外法帖において美里藍がある失言をしてしまっているが、血風録において当該発言は削除されている。以上の4名はストーリー進行に関わりなく、『陽』編・『邪』編の味方キャラクターとして固定されている。これ以降のキャラクターはプレイヤーの行動によって仲間になる場合とならない場合がある。以上の4名はストーリー進行に関わりなく、『陰』編・『邪』編の味方キャラクターとして固定されている。これ以降のキャラクターはプレイヤーの行動によって仲間になる場合とならない場合がある。
出典:wikipedia
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