高槻駅(たかつきえき)は、大阪府高槻市白梅町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。京都駅 - 大阪駅間の鉄道が敷設された時、高槻にあった高槻城の石垣を切り崩して、鉄道建設に石材が流用された。そして大阪 - 向日町駅間が開業した際に、唯一の中間駅として当駅が設けられた。その後、1877年(明治10年)に京都までの延伸がなされるが、この時は全線が単線であった。そして高槻は大阪と京都のほぼ中間地点にあったことから、大阪駅と京都駅をほぼ同時に発車した列車が、当駅で交換を行ったと言われている。駅構内は6線あり、島式ホーム2面4線の外側を単式ホーム2面2線(いずれも12両対応)が挟み込む地上駅である。北側(上り方)には上下線間に挟まれた8両対応の留置線が2線あり、各駅停車の折り返しに使用されている。また留置線の先は高架で上り線(内外線とも)を乗り越え、その先の吹田工場高槻派出所(旧高槻電車区)につながっており、夜間滞泊などを行う列車はこの線を走行する。改札口は橋上駅舎の中央口と地下通路でホーム・構外を結ぶ西口改札、新設された1・6番乗り場専用のきた西口・みなみ西口の4か所。自動改札機はICOCA・相互利用各ICカードに対応。当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅として東海道本線の島本駅 - 吹田駅間の各駅を管理しているが、茨木駅と吹田駅には地区駅長を配置し、茨木駅は千里丘駅を、吹田駅が岸辺駅を管轄しているため、当駅が全面的に管理下においているのは島本駅と摂津富田駅のみである。 それを受け、平成28年6月頃に下り方4両分に安全柵が設けられ、足元△印の乗車位置案内も消去された。運転取り扱い上の呼称(線名)は以下の通り。平成28年3月26日の新快速専用ホーム新設に伴い、運転取扱上の番線と旅客案内上ののりば番号が揃えられた。上り外側線からは1・2番線に、上り内側線からは2・3番線に、発着できる。下り外側線からは5・6番線に、下り内側線からは4・5番線に、発着できる。また、上り内側線から4番線への進入も可能であり、ダイヤが乱れた際には当駅止の普通が4番線で直に折り返すこともある。電車区への進入・出発は2-5番線から可能。当駅は始終着列車が多く、また快速・新快速を旧1番・4番のりばで共用していたため、当駅構内の開通待ちによる機外停車(または徐行)する列車も少なくなかった。これを解消するために、外側待避線であった1番線と8番線を廃止し、その位置に外側線用のホームを増設する工事が行われ、2016年3月26日から使用開始となった。2016年3月25日までののりばは以下の通り。運転取り扱い上の呼称では、3番線が1番のりば、4番線が2番のりば、5番線が3番のりば、6番線が4番のりばであった。駅改良工事により増設された単式ホームには、昇降式ロープ柵が設置されている。このロープ柵は、桜島駅および六甲道駅において試行されていたもので、両駅での試行結果を踏まえ、全国で初めて当駅で実用化された。昇降式ホーム柵は、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線のようにドア数の異なる車両にも対応でき、スライド型のホームドアより設置コストも低いとされる。改札外にはハートインやユニクロなどが出店するSweetPlazaが隣接し、改札内には「デイリーイン」がある。駅舎北側のミスタードーナツ横にある南北連絡通路は地上駅時代に北口・南口・プラットホームを連絡していた改札内通路を再利用したものであり、ホームへ通じていた階段跡が切り欠きとして残っている。ホームと中央改札口の間にエレベーター・上り下りエスカレーターが設置されている。また、2010年3月には中央口南出口の京都側にエレベーターが設置された。中央口北側についてはアクトアモーレのエレベーターを使うことになる。西口は、駅の南北を縦断する地下道(自由通路)に面した地下に設けられている。券売機と改札機のみで、構内店舗(駅ナカ)等は設置されていない。駅改良工事によって設けられた1番・6番ホームは西口と接続しておらず、ホーム西端の地上に独自の改札を備えている(きた西口・みなみ西口)。したがって、新快速・特急はるかに乗車する場合には、西口を利用せずに、方向に応じて、きた西口・みなみ西口を利用する必要がある。日中時間帯は1時間あたり新快速・快速(京都方面行きは当駅から普通)がそれぞれ4本、普通電車(各駅停車)は8本(平日の11時台から14時台および土休日の13時台・14時台は8本とも当駅折り返し、10時台までと15時台以降は4本が当駅折り返し)停車する。原則としてJR宝塚線(福知山線)直通列車が、快速及び新快速と接続を取る。神戸方面発着の普通電車は緩急接続を行わないが、下りは新大阪駅到着までに新快速に追い抜かれる。朝ラッシュ時の大阪方面は新快速と外側快速がそれぞれ8分間隔、普通電車が4分間隔で発車する。夕方ラッシュ時は新快速が7分半間隔、普通電車(各駅停車)が8本(4本は当駅止まり)で、当駅 → 京都駅間で各駅に停車する列車は8本になるが、快速列車(当駅から普通)は長岡京駅付近で新快速に追い抜かれる。2009年3月13日までは大阪方面から1時過ぎに終電が到着していた。現在はこの列車は廃止されており、0時53分の到着となっている。2015年(平成27年)度の1日の平均乗車人員は63,835人で、JR西日本の駅の中では第10位である。ちなみに1位から9位までの駅は全て府県の代表駅であるか、もしくは大阪市内の私鉄との乗り換え駅である。乗車人員に対してホームは狭く、朝夕のラッシュ時は大変混雑する。また、当駅は乗換路線のないJR西日本の駅では最多となっている。大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。北大阪地区随一の商業集積地である。ペデストリアンデッキ直結その他グリーンプラザ歩道橋直結その他高槻市営バスを中心に多数のバスが当駅を中心に発着している。高速バスは、名神高速道路に名神高槻BSがあり(高槻市営バス、緑ヶ丘バス停から徒歩3分程度)、ここから各方面へ行くことが可能である。北口には今までJRより北側へ向かう高槻市営バスのみが発着していたが、2015年10月1日よりWILLER EXPRESSが東京行きの路線を開設した(運行は日本高速バス)。南口には高槻市営バスのほか京阪バス、阪急バス(深夜急行バスの降車扱いのみ)が乗り入れている。6番乗り場と番外乗り場を除きJRより南側に向かう路線が発着している。西口には元々高槻市営バスのみ乗り入れるバスターミナルがあった。主にJR富田駅経由や市西部地域へ向かう路線が発着していた。現在は全てのバスが再開発事業終了に伴い北口バスターミナル発着となり、平安女学院大学、関西大学、JR富田駅、JR富田駅経由公団阿武山、奈佐原、萩谷 方面に乗車できる。 日吉台行きは経路変更により西口バス停を通らない。かつての西ターミナルは(1番乗り場・日吉台)(2番乗り場・なし*過去に緑が丘・二中前経由循環)(3番乗り場・奈佐原、公団阿武山(JR富田駅経由))(4番乗り場・平安女学院大学、関西大学)
出典:wikipedia
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