神奈川中央交通茅ヶ崎営業所藤沢操車所(かながわちゅうおうこうつうちがさきえいぎょうしょふじさわそうしゃじょ)とは、神奈川県藤沢市辻堂新町に位置する神奈川中央交通の操車所である。藤沢神奈交バス藤沢営業所を併設する。車庫の別称は高山車庫。管轄する路線は藤沢市内が中心で、一部は鎌倉市、横浜市、茅ヶ崎市に乗り入れる。以前は神奈川中央交通藤沢営業所(略号「ふ」)という独立した営業所であったが、2005年4月16日より藤沢神奈交バス藤沢営業所へ全面委託し、これに伴って茅ヶ崎営業所が管轄する操車所に組織変更された(神奈川中央交通の営業所としては廃止)。なお、所属車両に社番として表記される営業所の略号は、引き続き「ふ」を使用する。用地の都合上、車庫が立体駐車場となっているのが、神奈中の他の車庫にはない特徴である。過去に藤沢市高倉に長後操車所、藤沢市用田に用田操車所が存在し、主に藤沢市北部や綾瀬市の路線を管轄したが、綾瀬営業所の新設に伴い廃止された。2005年4月16日をもって全面的に藤沢神奈交バス藤沢営業所に管理委託された。綾瀬へ移管され、現在も運行中の路線綾瀬へ移管後、廃止された路線現在は藤沢操車場として茅ヶ崎営業所の管理下にあるが、車両構成は藤沢営業所時代と代わりがなく略号「ふ」もそのままとされているため、ここでは藤沢営業所として記載する。ただし、狭隘路用のリエッセなどは配備は従来どおり本区であるが、車籍は藤沢神奈交バスに移管している。高速、観光車、特定車については藤沢営業所時代は配備があったが、現在はない。藤沢営業所はモノコック車体の時代は4社の並立採用区であったが、神奈川三菱ふそう自動車販売が神奈中傘下となってからは他区同様、三菱ふそう車の比率が上昇した。その過程において日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)車は全滅、日野車もミニバスのリエッセが配属されるまで姿を消していたが、藤沢市周辺地域はいすゞ自動車のお膝元との事情から、いすゞ車(純正車)の投入が続けられていた。そのため、三菱ふそう車67%にいすゞ車33%の構成比で長く推移していたが、三菱リコール隠しで三菱ふそう車の信用が失墜後、本区はいすゞ車を選択できる有利さがあったこと、そしていすゞの牙城とも言える茅ヶ崎の管轄下となったことから、両者の構成比が縮まってきた。現在では本区のみならず、神奈中全体でも新車導入で大型車は三菱ふそう車、中型車はいすゞ車を選択する傾向が見られる。ごく短い期間ではあったが、平成の始め頃と2000年代に入ってから、それぞれ富士重工製車体のいすゞ車が在籍していた時期があった。2016年6月現在、配置されている大型車は三菱ふそう・エアロスターやいすゞ・エルガのワンステップバスが中心である。ノンステップバスは2013年度以降藤沢市の補助により導入が進められており、大型車は三菱ふそう・エアロスターが12台配置、中型車はいすゞ・エルガミオが4台配置、小型車は藤沢神奈交バス天神町循環線用の三菱ふそう・エアロミディMEが2台配置されている。以前は三菱ふそう・エアロミディノンステップ(KK-MJ27HL)が3台配置されていたが、2016年6月にいすゞ・エルガミオノンステップバスに置き換えられた。2013年6月より、本区の一部車両でも運転席後方にモニターが設置され、ニュース・天気予報・広告などが放映される「かなch.」のサービスが実施されている。
出典:wikipedia
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