株式会社庄子デンキ(しょうじデンキ)は、「電激倉庫」(でんげきそうこ、電撃ではない)の店名で東北地方に家電量販店チェーンを展開していた、ラオックスの連結子会社。家電量販事業から撤退した現在は不動産賃貸業を行っている。家電量販店時代のキャッチコピーは家電流通の革命。かつて「エルタウン庄子デンキ」と称していたが、1994年から「電激倉庫」という名称を使い始める。2000年7月に、秋葉原を中心に関東地方で展開する家電量販店ラオックスの子会社となった。ラオックス傘下になった直後は「ラオックス」名の店舗の運営も行っていたが、庄子デンキが運営するラオックス店舗は2003年に全て「電激倉庫」に統一された。そのため、ラオックスから電激倉庫に転換した店舗の中には、ラオックスロゴを併記した物もあった。また、2005年秋頃から、パンフレットや店内ポスター等の販促物で、ラオックスと電激倉庫のロゴを併記するようになった。最盛期には宮城・山形・福島などに三十数店舗を展開していたが、競争の激化で親会社のラオックスともども不振に陥り、2008年8月31日を以て全店舗を閉鎖した。家電量販店から撤退して以降は、本社をラオックスと同一地に移し、所有物件の賃貸を中心に事業を行っていたが、2012年12月1日に同じくラオックス子会社の神田無線電機と、神田無線電機を存続会社とする吸収合併を行い、消滅した。店舗壁面に書かれたキャッチコピーの「EDLP」は、Every Day Low Priceの略で、薄利多売をモットーとした昨今の家電量販店の特徴をよく現している。提供しているサービスや商品はラオックスとほぼ同一だったが、一部の店舗ではラオックスでは扱いのない中古ゲームソフトも扱っていた。小規模店舗を中心とした店舗展開を行っていたため、品揃えは他のチェーンと比べて少なく、パソコンの場合、ほとんどの店舗では売れ筋のノートパソコンのみの現品展示で、デスクトップパソコンは取り寄せとなることが多かった。閉鎖された店舗の一部はゲオなどに譲渡された。1981年頃から宮城県内では初となる家電量販店によるテレビショッピングを始め、宮城県下に庄子デンキの名を浸透させた。1985年頃にはパソコン専門店(コンピュータ中央店(仙台市青葉区))を地域でいち早く開店し、デンコードー仙台本店とパソコン販売における激戦を繰り広げた。コンピュータ中央店を皮切りに各地区でパソコン販売を開始し、石巻本店・古川店・気仙沼店・岩沼店・山形本店(エルタウン七番街)・酒田店・郡山安積店・郡山中町店にて各々の地域でいち早くパソコン販売体制を確立。1987年頃には配送センターおよび本社屋を新築し、宮城県下のロジスティックシステムを構築していった。宮城県内でフランチャイズ店舗も展開していた。このほか、山形店(山形市高堂、2001年7月6日開店)・水沢店(奥州市水沢区佐倉河、2000年10月6日開店)・北上店(北上市北鬼柳、1999年6月開店)・弘前店(弘前市大町、2001年5月26日開店)は庄子デンキが親会社となっていたラオックスの店舗として運営していた。2003年までにすべて「電激倉庫」に店名が変更されている。
出典:wikipedia
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