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祭りのあと (桑田佳祐の曲)

「祭りのあと」(まつりのあと)は、桑田佳祐の5枚目のシングル。1994年10月28日発売。発売元はタイシタレーベル。2001年6月25日に12cmCDとして再発売をしている。本作のジャケット写真はカセットテープが写されており、その上にタイトル、アーティスト名のクレジットがあるのみのシンプルなものとなっている。本作を最後に桑田佳祐のソロ活動は長らく途絶えるが、次作であり約7年ぶりのソロシングル「波乗りジョニー」の発売に合わせ、サザンのデビュー23周年となる2001年6月25日にKUWATA BAND、SUPER CHIMPANZEEのシングルとともに、1stソロシングル「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」から本作までが、リマスタリングが施された上でマキシシングルとして再発された。本作c/wに収録された「すべての歌に懺悔しな!!」の歌詞をめぐり、当時マスコミを巻き込んだ大きな論争となった。もともとこの曲はアルバム『孤独の太陽』に収録され、本作でシングルカットされたものである。キリン『JIVE』のCMソングとしてOAされていたが、ロックミュージシャンや特定の人物を指すような歌詞に、週刊誌などが反応を見せたことがはじまりである。マスコミではこの歌詞で指す人物を、長渕剛と矢沢永吉の2人であると決め付け、特集や報道を繰り広げた。『孤独の太陽』発売にあわせ、桑田が事務所を通して「この歌詞は自分も含んだロックシンガー、ミュージシャンを揶揄したものである」というコメントを発表し、矢沢・長渕の両者に向けて事務所が釈明文を送付するなどの騒ぎになった。揶揄されたとされる一人のうち矢沢は「お互いクリエイター。全然気にしてないよ。それより桑田君の方は大丈夫か?」と桑田を気遣う態度をみせた。しかしもう一人の長渕が、いくつかのインタビューにて桑田を名指しで攻撃した。講談社の雑誌『Views』の中では「自身との間で過去にあった因縁」などを語って様々な反論を展開し、誌上で語った「俺は桑田佳祐を許さない」というコメントは大きな波紋を呼んだ。状況は桑田vs長渕という図式に変化し、様々な音楽評論家や邦楽の批評家を巻き込む大論争にまで発展した。週刊誌にて長渕は、自らのファンが桑田の息子(当時7歳)を襲うことを匂わせる発言をしたため、桑田は息子にボディーガードをつける事態となった。最終的に1995年1月24日、長渕が大麻取締法違反で逮捕されて、事態が一気に沈静化するまで続いた。長渕が音楽雑誌『Views』の中で語った「自身との間で過去にあった因縁」とは、以下の一件である。なお、長渕が『Views』の中で語った「自身との間で過去にあった因縁」の後も実際は桑田は1985年に発売された長渕の「TIME GOES AROUND」を『桑田佳祐のオールナイトニッポン』で絶賛していた。また、長渕も『長渕剛のオールナイトニッポンスペシャル』1990年8月23日放送分で桑田と松任谷由実の楽曲を「かっこいい」と述べる一幕があった。また、桑田は矢沢に関しても才能を認める発言をしており、自身のラジオ「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で楽曲をかけたりカバーしたりしている。報道に関しては、長渕が『とんぼ』『しゃぼん玉』『オルゴール』などのドラマや映画によるバイオレンスなイメージの定着と女性スキャンダルやスタッフへの暴行について何度か報道されたこと、対する桑田が公の場で過激なパフォーマンス・極端なジョークやイジリを好む姿と裏腹に、チーフマネージャーから若手まで幅広いスタッフに意見を募ったり、食事に連れて行ったりするなど面倒見がいい事でも知られていたということもあって、大論争に至るまでの経過で非常に重要な事柄である割には、それほど取り上げられなかった。事実、桑田にとっては、ライブで液体をかけたりかぶったりするということは別段特別なことではなく、桑田なりの好意に対して、長渕がその意味を取り違えてしまった可能性もあると考えられている。なお、1988年放送の長渕主演のテレビドラマ『とんぼ』では劇中で水戸常吉(哀川翔)が流したサザンの曲「みんなのうた」に対し、小川英二(長渕)が「そんなクソみたいな歌消せ、コノヤロー!!」というシーンがあった。ただし前述のラジオでの発言もあるため、番組内の演出であったとも考えられる。一連の騒動が落ち着いた後、騒動の元となった本曲自体は販売差し止めなどにすることなく、現在までも通常通りCDとして製品化されてはいるものの、1994年のツアーを最後にコンサートで演奏をすることは一切なく、「やさしい夜遊び」では一度しかオンエアされたことがなく、話題に挙げることもなくなっている。ただし、2012年に発売された桑田の著書『やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん 桑田佳祐 言の葉大全集』には本曲の歌詞が収録されている。ちなみに、この曲の歌詞にはまた、曲の最後に桑田呟いたセリフが「いらっしゃい」という風にも聞こえたこと(「いらっしゃい」という言葉そのものはこの曲をリリースする2年前に長渕が東京ドームのライブにおいて発したもの)も話題となった。なお、矢沢に該当する部分は8のみであり、長渕が逮捕前であることや桑田本人を歌った複数の箇所は無視され、長渕のことだけを歌ったものという認識がされることがある。この件に関して、桑田と長渕の両者に面識のある泉谷しげるは、1994年11月28日の『日刊スポーツ』における自身のコラムで、「『すべての歌に懺悔しな!!』は、どの角度からどう分析したって明らかに長渕を指してるぜ。最後に長渕がコンサートで使うキーワード「いらっしゃい」で締めてんだから当然だろ。(中略)桑田、何で『長渕を歌ったんじゃない』なんて言い訳したんだ。初めから『テメーのことを歌ったんだ。おまえが嫌いだ。謝んねえぞ』といってやりゃよかったんだよ。そうすりゃ謝り方に因縁つけられることもねえんだからさ。大好きだったボブ・ディランにバカにされたジョン・レノンが、怒りのあまりディランを本名で攻撃する曲を作って発売したことがあるが、長渕は多分桑田が好きだったから頭にきたんだろうな。長渕は『ダチになりたい』と思って近づいたが、桑田にしたら『暗くてうっとうしくて面倒くさそうなやつだ』程度の印象だったんだろう。(軋轢の発端となった1983年のナゴヤ球場でのジョイントコンサートについて)10年以上も前の話なんか持ち出してるが、桑田は覚えてねえよ。当時の長渕なんて売れてねえんだから前座は当然だし、ビールかけだって興奮した桑田にはよくある話なんだけどな。(中略)長渕、テメーのファンを味方につけて『桑田の馬鹿野郎』とガンガンやれ。歌のおとしまえは歌で返すのがルールだ。『サーフィンも出来ないのに湘南野郎を気取っている』なんてイヤミな曲を作ってみろい」「それにしても、永ちゃん(矢沢永吉)は大人だねぇ」と語っている。なお、これ以降も桑田と泉谷はたびたびテレビやイベントなどで共演し、毒舌を交えながらも互いの才能を認め合う発言などをしている。両者に大きな影響を与えた吉田拓郎は「ボクは桑田クンのファンとしていえば、桑田クンは何も説明しなくてもいい、謝る必要なんてない」などと桑田の肩を持つ発言を行い、長渕をトーンダウンさせた。また、和田アキ子も「歌でやられたら、歌で返すのが筋」と指摘していた。松本人志は長渕信者ではないと前置きしながらも、当時の『週刊朝日』の連載の中で「仕事に対して真剣に取り組んでいる人間は、自分を傷つけられた時に、真剣に怒る事が出来るものだ」と長渕の言動に一定の理解を示すコメントを述べている。なお、桑田と松本の関係が悪化することはなく、これ以降も「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」などで共演していた。なお、長渕が逮捕後復帰第1作として1996年にリリースしたアルバム『家族』に、桑田に対して反撃していることを匂わせる歌詞の楽曲「三羽ガラス」があるが、ほとんど話題にならなかった。桑田のファンを公言しており、親交を持っている平井堅が2014年にカバーアルバム『Ken's Bar III』で長渕の「順子」をカバーした際この騒動の事もあり、「僕と長渕剛さんって、対極というか相当かけはなれたイメージだと思うのですが(中略)そこに僕なりの湿度を投入しました」といったコメントをしている。本作は累計81万枚(オリコン調べ)を記録して、自身が1990年代に発売されたシングルの中では最大売上である。(「奇跡の地球」を除く。)

出典:wikipedia

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