電子情報処理組織による申立て（でんしじょうほうそしきによるもうしたて）は、日本における訴訟の申立ての方法の1つであり、オンラインによる申立てを可能とするものである。民事訴訟法第132条の10および第397条によって、裁判所に提出する文書に代わって、情報技術の進展によるオンラインによる提出の特例を可能とする。訴訟係属後においてファクシミリによる裁判所にみなし提出とされる文書だけでなく、電子申請が将来はすべての裁判所で可能とするための規定であるが、現在は最高裁判所が定める以下の裁判所で試行的にオンライン申立てを実施しているにすぎない。2006年9月1日からは東京簡易裁判所に申立てる督促について、OCRからオンライン申立てが可能となった。手数料と予納郵券については保管金電子納付をすることにより、裁判手続き開始となる書面の提出なくオンラインでできるようになった。

出典:wikipedia