『名犬ジョリィ』(めいけんジョリィ)は、日本のテレビアニメ。フランスの元女優セシル・オーブリー(セシル・オウブリ)の文学作品『ベルとセバスチャン Belle et Sébastien (邦訳題: アルプスの村の犬と少年)』を原作として作成したテレビアニメ。1981年4月7日から1982年6月22日までNHK総合にて放映された。全52話。本作品放送直前の1981年3月31日に「名犬ジョリィがやってくる」が放送された。原作小説のタイトルを見て分かる通り、元々の犬の名は「ベル」であり、またメスである(BelleもJolieも「美しい」という意味だが、jolieは形容詞にしかならないのに対し、belleは冠詞を付ければ名詞にもなるため、名前としてはBelleのほうが普通である。形容詞beauの女性形がbelleであるため、雌犬であることが分かる) が、日本でのアニメ作成に際して「ジョリイ」と改名された。なお本作の作中でも、昔の飼い主を名乗る男が「ベル」の名で呼称していた。フランスでの放映は原作小説のタイトルのまま Belle et Sébastien とされる。また邦訳題にアルプスとついているが、アルプス山脈ではなくピレネー山脈が舞台である。物語の最初はフランスのバスク地方であり、ピレネー山脈を越えるとスペインのカタルーニャ地方に入る。登場人物の名前もそれぞれフランス風、スペイン風に分かれている。その後はNHKの衛星放送などで再放送された。再放送の際、インターミッションソング、次回予告などはカットされる(AT-Xを除く)が、近年、放送用にニュープリント&ニューマスター映像が作成された。サブタイトルなどテロップが新たに入れ直され初回放送と異なる場合がある。セバスチャンとその母親がジプシー(ロマ)の血統であるという設定をはじめ「ジプシー」という言葉が初回放送では多用されたが、これは2014年現在では差別用語であるため、近年の放送では音声をカットされる場合がある。なお、NHK放送時にはCMが入らない尺に合わせて物語の舞台にまつわる地にちなんだ小コーナーが、番組終了後に設けられていた。ピレネー山脈にある農場で育った孤児のセバスチャンはわんぱくないたずらっ子。ある日、水を飲みに行った彼の前に大きな白い犬(グレート・ピレニーズ)が現れる。それは飼い主の酷い仕打ちによって逃げ回り人に害をなしてしまったために村人に「魔犬」と呼ばれ恐れられた野犬ジョリィだった。しかし、セバスチャンはジョリィを気に入り、彼を匿い村人から守る。当初は警戒していたジョリィだったが、やがて2人の間には固い友情が結ばれる。そして2人は様々な冒険に遭遇し、ついには互いの母親を探すため共にピレネーを越える旅に出る。以下は役名省略。他多数。
出典:wikipedia
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