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シルクロード・シリーズ (漫画)

「シルクロード・シリーズ」は1981年(昭和56年)から1990年(平成2年)にわたって、神坂智子によって描かれた漫画作品群である。執筆当初、これらは白泉社の少女漫画雑誌『花とゆめ』『エポ』などで連載された。このシリーズは、天山山脈に住み少数民族に崇められる神々「神」(テングリ)と、彼らが関係する人間の生き様を描いた大河作品である。舞台は地理上のシルクロードに当たるトルコ、ペルシャ、中央アジア、インド、チベット、モンゴル、中国および日本などである。一話ごとに完結するオムニバス形式をとっている。『風とビードロ』収録作を除いて、作品名には原則として「シルクロード・」の副題が付く。あすかコミックスDXで復刊時の巻名(花とゆめコミックス『シルクロード-姫君の塔』巻末、「シルクロード年表」を参照の事)この漫画には、過去・現代・未来の物語が順不同に含まれ、そのうちの「現代」は20世紀であるとされるが、一連の物語の中では、最初に来るのは「未来」に相当する部分だとも考えられる。つまり、“シルクロード・シリーズ”は、実は読者のいる現代に対して、すべてが遠い未来のまだ起きていない出来事だと解釈できる(もしくは読者のいる宇宙とは別の、パラレルワールド上の出来事と読むこともできる)。すなわち、高度文明に達しながら地球環境を破壊し、種としての絶滅を迎えた「人間」の中から、「宇宙(かみ)」によって選ばれた10人の子供が超能力と不老長寿を与えられ、再び興る文明を人間が破壊しないよう見守り続けている-その彼らが「テングリ」すなわち天山山脈の「神」と呼ばれているのである(なおテングリたちと共に生き残りながらも、退化した人類が北京原人であるとされる)。その根底にあるのは「地球も輪廻する」という概念であり、破壊される度に何度も何度も、ほとんど同じ経過をたどって歴史が繰り返されると考える。この設定があればこそ、作者は我々の知っている「史実」を自由自在にアレンジできるのである。よって、作品世界には実在する人物や民族名がちりばめられてはいるが、名とイメージを借りた別物と捉えるのが妥当であろう。少年時代のブッダが帆船のおもちゃを作り、未婚女性の名に「妃」がつき、仏教の六字真言がおどろおどろしいシーンを盛り上げるなど違和感を覚えるシーンも多いが、パラレルワールドと割り切る方が作品世界を楽しめる。従って、神坂智子の“シルクロード・シリーズ”は、ただの瞑想的物語ではなく、れっきとしたSF漫画に分類できる。もっとも、そこまで深く考えなくとも、各作品の大半は素直に読めるような素朴な人間賛歌的物語である。前述のように、彼らは元は人間として生まれたが、超能力を持ち不老である。人間が生殖能力を完全に失い滅亡へと進もうとしている時代、子孫を残そうと尽力する夫婦、セーヤとアーニャの遺伝子から、人工子宮によって生まれた(『バルマンの鉄柱』)。脳波を刺激し歩む道を示してくれるという作用のある銀鈴を受け継ぎ、長(おさ)がこれを持つ。全員が長い金髪に翠色の瞳、白い肌をしている。10人揃わないと完全に力を発揮できないが、途中で長が抜けて9人になり、現代になって長の子孫であるシオリ(詩織)を迎えて再び10人となる。シオリ(詩織)以外は全員が男性。一部の項目名は神坂智子の作品における名称と異なる。

出典:wikipedia

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