NWA世界タッグチーム王座(エヌ・ダブル・エーせかいタッグチームおうざ、"NWA World Tag Team Championship")は、プロレスの王座である。管理組織はNWAで、タッグチームを対象とした王座となっている。TNAが2014年までの独占管理権を有しており、実質的にTNAのタッグ王座となっていたが、2007年5月にTNA世界タッグ王座を設立により、剥奪している。王座の設立は1975年である。シングルレスラーを対象としたNWA世界ヘビー級王座と比較した場合、設立年代が遅い。しかしながら王座設立までNWAのタッグチームを対象とした王座が存在しなかったわけではなく、1950年に設立されたNWAサンフランシスコ地区のタッグ王座などのように、NWAの各地区ごとにはタッグ王座は存在した。NWAの世界タッグ王座として最後まで存続していたミッドアトランティック版は、1988年まで王座を管理していたジム・クロケット・プロモーションズがテッド・ターナーに買収され、新会社WCWが発足したことにより、1991年にWCW世界タッグ王座に名称が変更された。NWA王座は空位扱いとなったが、1992年にWCWにて復活し、テリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムスが王者チームとなった。しかし、翌1993年にWCWがNWAを脱退したため再び王座は空位となり、最後の王者チームだったアーン・アンダーソン&ポール・ローマは、そのままWCW世界タッグ王者として認定された。以降、王座は1995年にミッドサウス・エリアで復活し、当時ジム・コルネットのスモーキー・マウンテン・レスリングやジェリー・ジャレットのUSWAを主戦場としていたロックンロール・エクスプレスが新王者となった。1998年には、当時WWFのブッカーを担当していたコルネットの「NWA対WWF」というアングルのもと、WWFでタイトルマッチが行われたこともある。その後、王座はNWA本部の直轄のもとインディー団体を舞台に争われ、2002年から2007年まではTNAに管理が一任されていた。
出典:wikipedia
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