宮城県道39号仙台岩沼線(みやぎけんどう39ごう せんだいいわぬません)は、宮城県仙台市太白区と宮城県岩沼市を結ぶ主要地方道である。名取川右岸(南岸)、JR南仙台駅北東の国道4号仙台バイパスから分岐して西走し、JR東北本線等を平面交差で越えて南に向きを変え、JR南仙台駅西口に至る。ここから西に向きを変えて西中田、柳生地区を貫いて名取市に入る。名取市内に入ると名取平野(仙台平野の旧名取郡部分)の西縁を形成する高舘丘陵の麓を南進する。途中、愛島丘陵基部を越える区間以外は平野部を貫き、高舘丘陵南端の阿武隈川左岸(北岸)で国道4号岩沼バイパスと合流する。起点となる中田交差点は、国道4号側は右折レーンがない上下1車線ずつの道路で、仙台岩沼線側には東北本線・常磐線・仙台空港アクセス線などが停車する南仙台駅に近い踏切があることから渋滞が激しかったが、踏切の遮断システムの改良により渋滞が緩和した。終点となる玉崎交差点そばにもかつては東北本線の踏切があったが、こちらは跨線橋を架ける改良が加えられている。しかし、玉崎交差点は片側1車の右左折レーンがない交差点であるうえに、国道4号の信号待ちによる渋滞が発生しやすい。このため、右折専用、右左折兼用レーンに分けて、渋滞を緩和する改良工事が行われ、2010年12月に供用を開始した。中世に陸奥国を縦貫する主要道だった東街道(あずまかいどう)の後身である。江戸時代に奥州街道が設定されたため重要性を減じたが、道沿いには古い史跡・伝承地や寺社が点々とする。1983年(昭和58年)1月11日に主要地方道に昇格したが、それまでは起点と終点が逆で、路線名も「岩沼仙台線」だった。
出典:wikipedia
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