フランク・ミルズ（Frank Mills、1942年6月27日 - ）はカナダのピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサー。カナダのオンタリオ州トロントの出身。子供の時にピアノとトロンボーンをマスターし、16歳で作曲もしたという。マギル大学卒業後1度サラリーマンになったが、音楽の夢を捨てきれず、先ず友人たちとロック・グループ「ザ・ベルズ」を結成、一曲だけ全米大ヒットを生んだが、限界を感じたのと自分の望みを貫くため、グループを解散し独立。1974年に最初のアルバム『The Poet And I』を発表。プロモーションの為にその中の1曲「愛のオルゴール（Music Box Dancer）」を1978年にDJ向けにシングル・カットし、これをオタワのDJデップ・ワッツが聴いて気に入り、オンエアを重ねた結果、1979年に同曲がカナダ、アメリカなどで大ヒットし、1979年5月5日には、ビルボードの全米ヒットチャートで最高位3位を記録するまでになった。これを機に、アルバム曲のタイトル曲「詩人と私」もドイツで大ヒットした。1982年3月に来日。日本では来日記念アルバム『ベスト・コレクション』が発売され、同アルバム及び『The Poet And I』の1曲目に収録されている「街角のカフェ」が来日記念シングルとしてシングル・カットされた。1986年に、ポリグラムからキャピトルにレコード会社を移籍。キャピトルに移籍して最初に発売したアルバム『愛の情景 (Transitions) 』ではミルズはシンセサイザーを演奏している。全てミルズの自作曲である。

出典:wikipedia