『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(原題: "The Fast and the Furious: Tokyo Drift" )は、ユニバーサル・ピクチャーズ製作、2006年9月16日に東宝洋画系で全国公開のアメリカ映画である。今までのシリーズと異なり、アメリカではなく東京が舞台となっている。ストリートレース、スポーツコンパクト、ドリフト走行を題材としたカーアクション映画である。2007年2月15日にHD DVD版、2009年9月18日にBlu-ray Disc版を発売。Blu-ray版は、本編の他にDVD版には収録されていないメイキングや未公開シーン、ミュージック・ビデオなどの特典映像を収録。シリーズの時系列は、1作目→2作目→4作目→5作目(ワイルド・スピード MEGA MAX)→6作目(ワイルド・スピード EURO MISSION)→3作目(本作)→7作目(ワイルド・スピード SKY MISSION)の順となっている。アリゾナに暮らす、クルマだけが生きがいの高校生ショーン・ボズウェルは、ジョックの挑発により行ったストリート・レースの末に大事故を起こし警察に補導されてしまう。ショーンはこれまでにも2度同じような騒ぎを起こして補導されており、ついに今回の一件で母親に愛想を尽かされ、東京の米軍基地に勤務する軍人の父の下で暮らすことになった。ショーンは「カーレースをしない」というルールを定められ、日本の高校に転校。しかし転校先の高校で同級生のトゥインキーに誘われ、夜の街での立体駐車場で行われるドリフト・バトル、そして「D.K.(ドリフト・キング)」の名を持つタカシの存在を知り、ドリフトの心得が無いにもかかわらず、タカシの仲間であるハンから車を借りて挑むも惨敗。借りた車もボロボロにしてしまった。しかしハンは、ショーンにドリフトの才能があると見抜き、タカシを倒して下克上を果たすという目的を達成するため、直々に稽古をつけ始める。ショーンはそれに応えてめきめきと腕を上げ、同級生のニーラにも気に入られ、お互いに惹かれ合う関係となった。だが、ニーラと長い付き合いがあり、彼女をモノにしようと狙うタカシはそのことに不満を抱き、ショーンを脅して「ニーラに近づくな」と警告する。そしてある日、タカシの叔父であり、暴力団の組長でもあるカマタが、タカシたちのグループから納められるはずの上納金が支払われていないことを咎める。タカシから金の管理を任せられていたハンは、下克上の資金として上納金を着服していたのだった。それを知ったタカシはハンとショーンに襲いかかり、渋谷での過激なカーチェイスに発展。その際にハンが事故死してしまい、代わって命を狙われたショーンは、カマタに上納金を返却すると共に「レースに勝利したら罪を不問に付す」という条件を賭け、タカシとの一騎討ちに挑む。映画制作にあたり、アメリカ本土にてカーマニアの個人所有車両を集めてオーディションが行われた。クラッシュしたり、スタント上危険な位置に配する車以外の多くは個人所有のカスタムカーだった。その他非常に多くの車両が登場する。また、説明以外の場所でも登場しているものが多い。更に、日本が舞台ということで日本車を起用したものの、撮影の都合上日本では販売されていない日本ブランドの北米専用車も多数確認できる。日本のナンバープレートの規定が理解されないまま車両製作されたため、ナンバープレートに誤った点や間違いが目立つ。例としてCT9AランエボやZ33、GT-R等は本来3ナンバー(普通乗用)が取り付けられるべきであったが、なぜか1ナンバー(トラック等の大型貨物)や4ナンバー(小型貨物)、5ナンバー(小型乗用)と表記されている(5ナンバーでも同様に逆のケースもあり)。またエキストラとして出てくる軽四のナンバープレートは本来は黄色(自家用)又は黒(営業用)が付くはずなのだが、白色のものが付けられている。細かい点では書体や数字桁数(本来中黒(・)であるべきところがゼロ(0)になっている)など。ただし、ゴンドラ型駐車場シーンで登場するポルシェ・911とロータス・エリーゼ、カーチェイスシーンでモリモトのZ33と正面衝突したレクサス・GSやそのクラッシュの巻き添えになってしまったスバル・フォレスター、マツダ・RX-8等、よく見ると何故か正式なナンバープレートが装着されているエキストラ用の車も劇中で確認できる。撮影機材車としては、ハイスピードでカーチェイスの追跡や先行するためにレーシングカートを改造したカメラカーや、ポルシェ・カイエンをベースにしたカメラカーが製作使用された。
出典:wikipedia
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