国際興業バスさいたま東営業所(こくさいこうぎょうバスさいたまひがしえいぎょうしょ)は、埼玉県さいたま市緑区上野田629-15に位置する国際興業バスの営業所である。浦和駅東口・大宮駅東口をターミナルとした広範囲なエリアを所管し、さいたま市・蓮田市・川口市に路線を持つ。敷地は国際興業の営業所の中でもかなり広く、他の営業所による除籍車両の一時的な留置や国際興業主催のイベント「国際興業バスまつり」(2004年以降)は当営業所で行われている。浦和駅から越谷街道を経由し、東川口駅・浦和美園駅方面へ向かう。浦01・浦02が主軸で、浦03・浦06は平日運行の折返し路線である。2006年4月21日、浦和美園駅南側にイオンモール浦和美園(旧・イオン浦和美園ショッピングセンター)が開店したことで、大門 - 浦和美園駅間においてイオン経由へ経路変更が実施された。しかし、イオンは自家用車での来店者が多く、土曜・休日を中心に混雑による渋滞によって遅延が発生することから、2007年4月9日のダイヤ改正で土曜・休日に限り、浦和駅方面はイオン構内へ乗り入れないように経路変更を行った。現在、土曜・休日のみ運行されるイオン非経由便は、公式ホームページの時刻表では「浦02S」と表記されている。2008年3月30日の浦和駅東口での新道開通に伴い、越谷街道方面の路線は全て浦和駅東口発着に変更された。2013年11月1日のダイヤ改正で旧・浦02と浦02-3が廃止され、浦02-2は枝番が外れて新・浦02となった。浦和駅東口から日の出通り経由で東浦和駅へ向かう路線で、一部はさらに先の芝原・馬場方面へ向かう。沿線に団地を多く抱えるため、メインである浦和駅東口 - 東浦和駅間は1時間に5-9本と多く設定されている。また、東浦和駅から先も馬場折返場行きが1時間に3 - 4本、さいたま東営業所までも1時間に1 - 4本設定されており、便利な路線である。そのため、沿線である芝原・宮本地区でもかなりの本数が確保されているが、宮本地区の場合は浦和駅方向の本数が朝時間帯において6時台を除き少ない。2012年10月10日より、浦和駅周辺の交通規制の変更によって浦和駅西口発着から浦和駅東口(東口通り)発着へ変更され、2015年1月16日より、浦和駅東口ロータリーの全面完成に伴い、そちらからの発着に変更された。東浦01は、2010年3月15日より鳩ヶ谷担当便が消滅し、さいたま東単独での運行となった。浦和駅東口からバイパス・市立病院経由で南台方面へ向かう。市立病院停留所が病院玄関前に位置していることから中時間停車させることが出来ず、折返しは一つ先の南台で行っている。浦08がバイパスを経由するようになったのは埼京線開業による再編が行われた1985年10月1日で、さいたま東営業所開設によって浦08-2が新設された。この浦08-2新設によって、大03再編時(前述)に路線が消滅した南台 - 上山間でバス路線が復活した。2007年1月16日に道祖土入口から国道463号バイパス・新見沼大橋を経由して浦和美園駅へ向かう美01が新設、これによって浦08・美01が約30分間隔で運行するようになり(駒場運動公園入口 - 不動谷は15分間隔)、利便性が向上した。2008年3月30日の浦和駅東口での新道開通に伴い、越谷街道方面の路線は全て浦和駅東口発着に変更された。浦和駅から越谷街道を経由し、尾間木から東浦和駅方面へ向かう。浦09が主軸で、それ以外は全て出入庫路線である。2008年3月30日の浦和駅東口での新道開通に伴い、越谷街道方面の路線は全て浦和駅東口発着に変更された。2007年1月16日に新設された、浦和駅東口からバイパス経由で浦和美園駅方面へ向かう路線で、新見沼大橋有料道路を走行する。2013年11月1日に浦和美園駅西口ロータリーが完成したのに伴い、浦和美園駅西口発着へ変更された。大宮駅東口から日本大学(大宮グラウンド)と浦和美園駅周辺に位置する高校・大学を経由する路線で、大宮駅東口発着路線では最主力路線である。埼玉高速鉄道開業によって大きく変貌を遂げ、大01は大宮営業所時代には東川02の出入庫便として朝夕のみしか運行しなかった東川口駅北口発着であったが大宮営業所と同時に廃止された。その後埼玉高速鉄道線の開通に合わせ浦和美園駅発着へ系統復活(事実上の短縮)のうえ毎時1便へ拡大され、大02も中野田引返場(現在廃止)までの運行から出入庫の兼ね合いで浦和学院高校までの運行へ変化した。大01・美80は、2013年11月1日に浦和美園駅西口ロータリーが完成したのに伴い、浦和美園駅西口発着へ変更された。大02-2は南堀の内 - 南中野間を新道(県道214号バイパス)経由で運行するが、朝・夕のラッシュ時のみ運行となり日祭日は運休する。大81・美80はそれぞれさいたま東開設と同時に新設された出入庫系統だが、両者とも時間帯による偏りが少ない。大81は大02と運行区間が類似している点から、その代わりを果たしている面もある。大81は平日深夜に大宮駅東口25時発の深夜バスを運行していたが、2013年11月1日のダイヤ改正より休日にも新設された。以前は浦08と同じ南台行き(市立病院での折り返しが不可能であったため、浦08が一つ先の南台で折返していたところへ大03が乗り入れた形)だったものが、1990年代のダイヤ改正で現行の形に変更された。しかし乗客が定着せず、2013年9月現在では平日朝夕のみの運行まで減便された。染谷折返場はその名の通り折返し可能なスペースが設けられていたが、現在は無くなっており道路上での折返しとなっている。大宮駅東口から県道214号を経由し、片柳支所を出発後に左折して大谷方面へ向かう。主力は大04で、平日と土曜には大谷県営住宅行き深夜バスを運行している。大04-2は大02-2と同様に南堀の内 - 南中野で新道を経由するが、大02-2と異なり自治医大医療センターに一度立ち寄る。そのためか、平日昼間時の大谷県営住宅方面と、土休日夕刻に大宮駅方面が運行される点が特徴である。大04-3は大谷から県営住宅へ向かわず、膝子地区・大宮東高校を経由して東部リサイクルセンターへ向かう路線で、大宮東高校への通学路線であるためか設定本数は少なく平日朝夕のみの運行である。大宮駅東口から沿線にある日本大学(大宮グラウンド)、大宮開成中学校・高等学校方面へ向かう路線。大05はキャンパス正門まで向かうが、現在運行している大宮駅東口発着の19路線のうち、12路線が日大前を経由することで本数が減らされ、その分は大10へ振り替え(事実上の路線延伸)られている。2014年3月16日のダイヤ改正で平日の朝時間帯に日大前発が数本運転されるのみになった。大08は大宮開成中学・高等学校へのスクールバスのような意味合いから平日と土曜の朝・片道のみの運行で、終点の天沼町は大宮開成中学・高等学校正門ロータリーとなっている(一般客も乗車可能だが、実質スクールバスとなっている)。学校の定期試験・入学試験期間中は大宮開成中学・高等学校からの臨時の直行バスを運行しているが、始発停留所が学校敷地内のため、一般客の乗車は出来ない(学校側がチャーターする形態で運行しているため)。なお、運賃の収受は他路線と同様に行う。大宮駅東口から県道214号を経由し、日大前を右折して南に位置する東新井団地へ向かう。大宮駅東口路線では大01に次ぐ主力路線で、大05(前述)を一部振り替えるなど現在でも本数が増えている。東新井団地は団地北部から外周道路を時計回りに約3/4ほど周る経路となっており、団地構内には国際興業バス専用の折返場も存在する。また、東新井団地へは東武バスウエストがさいたま新都心駅・北浦和駅から路線を運行しているが、これらは当路線の「団地南」停留所を終点とし、この地点に設置された折返場で折り返す。大宮駅から新道経由で自治医大医療センターへ向かう短距離路線で、平日・土曜は朝ラッシュ時から昼間までの運行だが、日曜・祭日は午前便が一切設定されていない。大宮駅東口での乗り場は他路線と異なり、病院へのアクセス路線として駅前ロータリー内から発車する。大宮駅東口から芝川新橋の先で右折し、中川地区を循環運行して大宮駅へ向かう。大12-2・12-3は出入庫路線で、大宮時代は起終点が共に芝川新橋であったが、さいたま東の開設に伴い現在の起終点に変更された。運行本数は概ね平日が20分間隔、土日は30分間隔。大宮駅東口から大宮公園に程近い寿能・大和田地区を循環運行する路線。大15-2は導守中回り循環と称され、さいたま東開設時に大宮の担当路線であった旧・大15-2(大宮駅東口 - 芝川新橋 - 導守 - 大宮車庫)と、蓮11-2(廃止)を統合・再編した路線で、導守 - 大宮駅東口間は東武バスの大50(大宮駅東口 - 岩槻駅)と並走しており、早朝の大15(導守循環)が運行される前に芝川回りが平日2便・日祭日1便(土曜は運休)、夜間の導守循環終了後に西中野回りが毎日1便運行されるだけである。2016年6月16日より南中野を経由する大15-3(導守南中野循環)が新設された。開催日のみ運行。毎年夏に運行されるしらこばと水上公園への直通バス。しらこばと水上公園は、さいたま市岩槻区と越谷市に跨る公園で、運賃は200円。東川口駅発着の全路線の出入庫で、浦和美園駅を経由せずにさいたま東営業所へ向かう。1999年に開設された国際興業の自主運行コミュニティバス路線で、バス空白地帯であった井沼方団地・中丸団地と東浦和駅を結ぶ。開設されてから長い間緑区役所入口バス停に近いプラザイースト南を終点としていたが、2014年3月16日のダイヤ改正で緑区役所へと延伸された。北浦和駅東口から領家・上木崎を経由して与野駅・さいたま新都心駅へ向かう路線。浦51-3(西浦和担当)同様、10時 - 15時台は北浦和ターミナルビル発着(北浦50-3)となり、北浦和駅東口ロータリーには乗り入れない。2013年9月20日のダイヤ改正でさいたま新都心駅まで延伸された。かつては前乗り申告制先払い方式が採用されていたが、2015年1月16日より後乗り後払い方式となった。東大宮駅東口から左折して国道16号とアーバンみらい・ファミリータウンを循環運行する。東大宮駅発着路線は、午前運行便は前乗り申告制先払い方式、午後運行便は後乗り後払い方式が採用されている。大14は、かつての大13(大宮駅東口 - 西中野 - 東大宮駅)と同じ経路を運行し、東大宮駅から東大02-2と同じくアーバンみらい地区を右回りして深作中を終点とする深夜バスで、大14以外にも東大02・81において深夜バスを運行している。2001年に新設され、当初は大宮武道館(現:見沼区役所)までの運行であったが、後に大和田駅まで延伸された。住宅地の狭い道路を通るため、他路線とは異なる小型車で運行している。JR武蔵野線東川口駅と東武野田線岩槻駅を県道324号経由で結ぶ路線で、2006年4月21日の改正までは鳩ヶ谷の管轄であった。2006年4月21日にイオン浦和美園ショッピングセンター(現:イオンモール浦和美園)がオープンするとほぼ全便がイオン経由へ経路変更を実施、本数が激減した釣上経由の代替として浦和美園駅を経由する岩11-3が新設されている。2007年8月9日より利用実態に合わせて、出入庫便を全便浦和東高校発着とした。2013年9月20日のダイヤ改正で、岩槻駅 - 浦和美園駅間を目白大学のみ停車する快速バス・岩101が新設された。同年11月1日より、岩11-3の東川口駅方向はイオン非経由となり、浦02と同様に公式ホームページの時刻表では「岩11-3S」と表記されている。岩槻駅から一路北上して蓮田駅を経由し、小児医療センターまで結ぶ国際興業の一般路線で最北端の路線。昭和30年代には蓮田駅から岩槻駅・日光御成街道・鳩ヶ谷を経て都内まで乗り入れる長距離路線であったが、昭和40年代前半に岩槻以南が廃止され、長らくこの状態が続いたが、旧・大14(大宮駅東口 - 東大宮駅 - 小児医療センター)が大13(大宮駅東口 - 西中野 - 東大宮駅)に経路変更・短縮されたため、小児医療センターへのアクセスを確保するために現在の形になる。しかし全体の利用者が少ないことから、2015年4月16日のダイヤ改正で蓮11は日中(概ね10時 - 15時台)の運行を取りやめることになった。ただし、蓮田駅 - 小児医療センター間に限っては日中でも一定の需要があるため、この区間便として蓮12が新設(正確には2014年3月15日まで使用されていた系統番号の復活)されることになった。浦和レッズ主催試合・天皇杯など、JFA主催試合の時は臨時でサッカー場輸送を行う。いずれもサッカー開催時のみ運行される。J03はスタジアム方面が浦和駅東口パルコ横から乗車し、西口・伊勢丹前での降車となる。運賃は400円(片道)。J06は浦和美園から片道のみ運行する。運賃は100円。2005年3月30日に埼玉スタジアム2002でサッカー日本代表とサッカーバーレーン代表とのW杯最終予選が行われる際には、シャトルバスの無料化が行われ、運賃を埼玉高速鉄道が負担した。上尾・鴻巣線は2003年3月18日、蓮田・久喜線は2005年2月24日に開業した。南区役所線と見沼区役所線の2路線を受託。詳しくはさいたま市コミュニティバスを参照。浦和営業所は東都乗合自動車(東都乗合自動車については国際興業バス#沿革を参照)から引き継いだ営業所で、開設から二度移転した後に浦和市本太に所在した。1989年3月末当時の車両台数は85台で、最寄り停留所である「本太小学校入口」付近にある「本太坂下」交差点から非常に狭隘な路地を入った住宅地の中に所在していた。その為、対向車とのすれ違いが出来ずに出入庫時が大変危険だった上に用地拡大が困難だった。この為、2000年10月16日に大宮営業所と合併のうえ、浦和市上野田(現:さいたま市緑区上野田)へ移転した。その後、跡地にはマンションが建設された。2000年4月1日当時の所管路線は以下の通り。なお、当時は埼玉高速鉄道が開業しておらず、開業によって名称変更が実施された停留所は旧称とする。1959年に国際興業と合併した太平バスから引き継いだ営業所で、1965年に大宮市堀の内町へ移転した。大宮は旧浦和市地域、旧与野市地域、旧岩槻市地域、蓮田市、太平バスの営業区域だった旧大宮市の大宮駅東側を営業区域としていた。1989年3月末当時の大宮の車両台数は73台で、2000年10月16日に浦和営業所と合併、浦和市上野田へ移転した。跡地には倉庫が建設された。2000年4月1日当時の所管路線は以下の通り。なお、当時は埼玉高速鉄道が開業しておらず、開業によって名称変更が実施された停留所は旧称とする。国際興業バスの営業所の中でも路線網が大規模なために、所属している車両数も多い。一般路線用の大型車や中型車のほか、2人掛けシートが並ぶミッドナイトアロー専用車2台、岩101系統専用ラッピング車1台、小型車も存在している。岩101系統とミッドナイトアローはいずれも専用車両が充当するが、車両検査や故障などにより、稀に特送兼用車が使用される場合がある。さいたま市コミュニティバスの運行開始にあたっては、日野・リエッセのCNG車が導入されている。一般塗装のリエッセも導入されているが、そちらは東大03で主に使用されるほか、さいたま市コミュニティバスにも予備車として使用されることがある。2013年には、新車4台に1997年度(ノンステップバス登場前)まで採用されていた旧塗装の復刻塗装を施され当所に配置された。ただし、「KKK」ロゴマークは再現されていない。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。