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キューバの国家元首

キューバの国家元首は、現行憲法の規定により、の議長である国家評議会議長()が務める。1976年の議長職設置以来、一貫してフィデル・カストロがその職務に就いていたが、2008年2月24日に弟のラウル・カストロが第2代国家評議会議長に就任した。現行憲法が制定された1976年以前は、大統領(Presidente)がキューバの国家元首であった。なお、日本語では1976年を境に国家元首の名称が変わるが、キューバの公用語であるスペイン語ではいずれも「Presidente」という称号が用いられている(1976年以前は大統領単独で国家元首の機能を果たしていたのに対し、1976年以降は「国家評議会」という元首の機能を果たす合議体の長である点が異なっている)。国家評議会は人民権力全国会議の機関であり(憲法89条)、人民権力全国会議の議員の中から、議長、第一副議長、5名の副議長、書記及びさらに23名のメンバーからなる国家評議会を選出する(憲法第74条)。社会主義国の元首はソビエト連邦最高会議幹部会議長や中華人民共和国主席、東ドイツの国家評議会議長のように元首としての権限自体は象徴的・儀礼的なものであることが多い(支配政党の書記長・総書記が実質的な国家の最高指導者であり、彼らが元首を兼務している場合でも権力の源泉は国家を指導する党の指導者であることが多い)が、1976年以降のキューバの元首である国家評議会議長は閣僚評議会議長(首相)を兼務し(憲法第74条で「国家評議会議長は、国の長であり、政府の長である」と規定されている)、キューバ憲法第93条でも「国及び政府の総合的政策を指導する」「大臣又は中央行政機構を指揮する」「すべての軍隊の最高指揮権を行使し及び全編成を決定する」など国家評議会議長の地位そのものに強大な権限が与えられている。建国以来、キューバは共和制を国体として採用していたことから、国家元首は大統領が務めていた。1901年に制定された当初の憲法下では、大統領の任期は一期4年とされ、再選も可能であった。ただし、キューバは政情不安から一時期アメリカの暫定弁務官による統治を受けた他、相次ぐ政変によって、短期間のうちに目まぐるしく大統領が交代していった。1940年の新憲法制定後には大統領の就任期間が安定化したものの、1952年のフルヘンシオ・バティスタによるクーデターによって安定は終わりを迎えた。キューバ革命以降も、大統領職は存在したが、政府の主導権は首相・共産党第一書記のフィデル・カストロが有していた。そして、1976年に現行憲法が制定されると、国家元首の地位は大統領から人民権力全国会議(議会)が選出する国家評議会の議長へと移行し、以降、フィデルが2008年の引退まで国家元首の地位を占めることとなった。

出典:wikipedia

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