ベンガル文字(ベンガルもじ、বাংলা লিপি Bangla lipi)は主にベンガル語とアッサム語を表記する文字。ほかにマニプル語でも使用する。東ナーガリー文字(ひがしナーガリーもじ)とも。デーヴァナーガリーと同じように一つの単語内でつなげられる文字は上の棒でつなげて書く。ベンガル文字はアブギダであり、子音につく母音をチベット文字のように附属記号で表記する。これがない場合は日本語のOより少し口を大きく開いたような発音になる。ベンガル文字の起源をさかのぼるとインドの他の文字と同様ブラーフミー文字に突き当たる。長い間は『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』をサンスクリット語で表記する際の文字として使用されてきた。15世紀-16世紀、アッサム人のスリマンタ・サンカルデバは作品の全てをこの文字で残している。1778年にはチャールズ・ウィルキンズによって提案された正書法が定められた。また昔は各地方によってたくさんの異字体があったが、現在はアッサム人とベンガル人が受け継いだものだけが残っている。ベンガル文字には11の母音字があるが、発音が同じものや二重母音も含むので発音上の母音は見た目より少ない。ベンガル文字には32個の子音がある。この中には使用頻度が極端に低いものや、現代ではあまり使われないものも含む。ベンガル文字の数字には算用数字のほか、次のような固有のものがある。ベンガル文字は上と下に記号をつけていくため複雑なコンピューター処理を必要とする。2001年からはUnicodeでも使えるようになったが、歴史的に2つの字体が存在するという問題は解決していない。Windowsのベンガル語キーボードの配列は以下の通り。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。