『がんばれ!! タブチくん!!』は、プロ野球選手タブチコーイチ(モデルは阪神タイガース・西武ライオンズで活躍し、後に福岡ダイエーホークス監督、阪神と東北楽天ゴールデンイーグルスのヘッドコーチを歴任した田淵幸一)を主人公とした、いしいひさいち作の4コマ漫画である。『漫画アクション』に連載され、1979年に双葉社より単行本全3巻が刊行された。実在の有名人をモデルとしたキャラクターによるギャグ漫画、というジャンルを確立させた記念すべき作品であり、1979年から1980年にかけてはアニメ映画が3作品制作されている。連載終了後も、いしいの手によりプロ野球を題材とした4コマ漫画は多数制作されており、それらの一部を収録した単行本『タブチくん』が1985年から1989年にかけて全5巻で刊行されている。登場人物の姓はほとんどが片仮名だが、一部は漢字で表される。下記の劇場版アニメでは「西武ライオンズ在籍時」が目立つが、漫画は阪神タイガース在籍末期から開始される。他の主だった選手として他の主だった選手として作者のいしいがスワローズファンのため、原作のほうが登場回数が多い。他の主だった選手としてまた、応援団長としてオカダさんも登場した(モデルは私設応援団ツバメ軍団の団長だった岡田正泰)。全作品東宝東和の配給。西武在籍時代のタブチを主人公に、どの作品も「1回裏」「2回表」といったサブタイトル(奇数回は「○回裏」、偶数回は「×回表」)を冠したオムニバス形式。第2作『激闘ペナントレース』と第3作『あゝツッパリ人生』には「9回表」の後に「延長戦」がある。なお、第2作と第3作では、当時『プロ野球ニュース』のキャスターを務めていた佐々木信也がスペシャル・アドバイザーとして参加し、佐々木自身も本人の役で出演している。また、当時放送されていたテレビCM(宮崎美子が出演していたミノルタ(現:コニカミノルタホールディングス)や樹木希林、岸本加世子出演のフジカラー(富士フイルム)のCM)までパロディ化されていた。当初、タブチ役の声優には渥美清の起用が考えられていたが、ギャラやスケジュールの都合から実現せず、西田敏行が起用された。映画の好評からテレビアニメ化も企画されたが、タブチ役の西田敏行が多忙のためスケジュールが取れず、実現しなかった。多くの選手が実名で登場することから肖像権等の権利問題で映像ソフト化が難しい作品の一つだったが、田淵幸一の背番号22に合わせ2008年2月22日に東宝からDVD(「トリプルヘッダーBOX」と称したBOXと単品)が発売された。CS局のアニマックスにて2006年11月及び2007年1月に放映されている。また、2009年のライオンズ・クラシックにおいて一部の試合でゲーム後に、西武ドーム(現:西武プリンスドーム)のバックスクリーンの電光掲示板「Lビジョン」にて上映された。(1979年11月10日公開)(1980年5月3日公開)(1980年12月13日公開)
出典:wikipedia
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