CEROレーティング18才以上のみ対象ソフトの一覧(セロレーティング18さいいじょうのみたいしょうのソフトいちらん)は、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)によるレーティングで 18才以上のみ対象とする表現内容が含まれていること表示し、「18才未満の方には販売しておりません」旨が記載されたゲームソフトの一覧である。2006年2月以前の旧区分で「18才以上対象」とされたゲームソフトは再審査で「Z(18才以上のみ対象)」と「D(17才以上対象)」(購入の規制がなされないレーティングの限度)の2段階に変更し直されることになった。主に、過度に残虐な悪印象を与える殺傷・暴力、犯罪、出血などの表現を含むソフトが規制の対象となり(そのため、「Z」区分ソフトのコンテンツアイコンは「暴力、犯罪」またはいずれか一方のみしか割り当てられていない)、当時の神奈川県知事松沢成文が『グランド・セフト・オートIII』および全シリーズを有害図書へ指定したことを機に、全国の青少年保護育成条例においても「Z(18才以上のみ対象)」に区分されるソフトを全て有害図書へ指定し、規制を強化する動きが広まるようになった。なお、「CERO倫理規定・第7条 禁止表現」および「別表3」により、性行為や排泄・性器の表現を用いることは禁止されているため、性的な描写(半裸・下着や肌の露出など)を含むことで「Z」区分に指定されているソフトは発売されていない(きわどい性的描写を含むため、「(旧)18才以上対象」に指定されたソフトは全て「D(17才以上対象)」へと引き下げられている)。また、Z指定の作品のほとんどが、いわゆる洋ゲーといわれる海外からの移植作品である(日本で製作された作品は全体の1割にも満たない)。(旧)18才以上対象から「Z」区分に変更されたソフトには、「暴力」または「犯罪」以外のコンテンツアイコンが表記されたソフトも含まれているため、(旧)18才以上対象から「Z」区分に変更されたソフトは全てコンテンツアイコンが「不明」に変更されている。以下においては旧基準からの移行についてはその旨を表記する。「Z」区分になるとメーカー(発売元)のイメージダウンを招く恐れがあることや、一部の量販店で「Z」区分ソフトの販売を拒否される場合もあるため、販売面で不利になる。そのため、ゲーム機のメーカーにより「Z」に区分されるソフトの発売に対して厳に規制を課す場合もあれば、あまり規制されない場合もある。例えば、任天堂製のハードではかつては「Z」区分のソフトが他社ハードに比べて極端に少なく、他社ハードでは「Z」区分だったサードパーティ製のソフトが、任天堂ハードで移植・リメイクされた際に「D(17才以上対象)」の区分まで抑えられることもあった(「デッドライジング」→「デッドライジング ゾンビのいけにえ」など)。結果、ニンテンドーゲームキューブ、Wii、ニンテンドーDSは、「Z」区分ソフトがそれぞれ1タイトルしか存在しなかったが、Wii Uでは打って変って、本体と同時にいきなり2タイトルの「Z」区分ソフトが発売された。対してソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)やマイクロソフト製のハードでは「Z」区分のソフトが多数発売されているが、SCEはCEROのチェックの上にいわゆる「ソニーチェック」も被せているため、「Z」区分であっても他機種で可能だった表現が修正されていたり、ダークセクターやNO MORE HEROS 英雄たちの楽園のように、SCE製ハード版ではわざとレーティングを「D」区分に落として発売するケースがある。なお、5pb.社長志倉千代丸はトークイベントの中で「表現の幅はPCの次にXbox 360」と述べており、一部の作品はSCE製ハードでは展開しない方針を採っていることを明らかにしている。Xbox 360のゲームオンデマンド(GOD)ではソフト購入時にマイクロソフトポイントとクレジットカードでの支払いを選択できるようになっているが、「Z」区分ソフトのみ支払い方法がクレジットカードに限定されている。ニンテンドー3DS、ゲームボーイアドバンスには該当ソフトが存在しない。零(コンテンツアイコン:「グロ模写」)DSiウェア配信ソフトには該当ソフトが存在しない。 セガサターン、ドリームキャスト共に該当ソフトが存在しない。ドリームキャストでは、過去に「18才以上対象」として発売されたソフトもあったが、全て「D(17才以上対象)」へ変更されている。セガサターン用ソフトにおいて、性的な描写や暴力表現を含めたゲームで「X指定」および「年齢制限(推奨年齢18才以上)」とされたソフトも発売されたことがあったが、CEROが設立される前に設けられた独自のレーティングであり、本体およびソフトの製造が中止されたため審査されていない。
出典:wikipedia
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