大文字まつり(だいもんじまつり)は、秋田県大館市の祭り。毎年8月16日に行われ、大館市の夏の終わりを告げる旧盆行事である。1968年(昭和43年)、大館市長(当時)石川芳男の発案により、市郊外の鳳凰山に総画全長450mの大文字焼きを実施したことが始まり。悠久の父なる山、母なる山をたたえて「五色瑞鳥」といわれる鳳凰から名づけられた鳳凰山に、火によって神聖を獲得し、悪霊を焼き、祖先の供養と大館市が将来に向かい大きく発展することを祈願している。その後、従来から行われてきた花火大会等を合わせ、大文字まつりとして整備された。使用する薪の量:松8棚(51.2立方メートル)。大文字の大きさ:1画120m、2画180m、3画150m、火床98ヶ所。当日午後2時頃から、大館市の中心市街地のおおまちハチ公通り - 秋田県道2号大館十和田湖線 - 御成町通り(秋田県道21号大館停車場線)を浴衣姿の踊り手達が練り歩く大館大文字踊りにより祭りが始まる。踊りが終盤にさしかかると、次に若衆が担ぐ神輿に沿道に詰めかけた人たちから盛んに水を掛けるぶっかけ神輿が行われる。夕方からは、市内を流れる長木川で燈籠流しが行われ、その終了と同時にカウントダウンとともに大文字焼きに点火され、続いて花火大会が始まる。2005年(平成17年)の入れ込み客数は17万人(日本銀行秋田支店調べ)。2009年の大文字まつりは、大館市生まれの「忠犬ハチ公」をモデルにした映画作品「HACHI 約束の犬」の公開を記念して、「大」の字ではなく「犬」文字焼きとして行なわれた。当初の先祖供養として旧盆の送り火行事の目的から外れるなど反対意見もあったが、「犬」の右上の点部は火ではなく大型ライトを設置して8分間だけ点灯した。
出典:wikipedia
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