


「君がいるだけで/愛してる」(きみがいるだけで/あいしてる)は米米CLUBの13枚目のシングル。1992年5月4日発売。発売元はSony Records。累計売上289.5万枚を記録した現時点での米米CLUB最大のヒットシングル。1992年の第34回日本レコード大賞ポップス・ロック部門大賞を受賞している。90年代前半のトレンディドラマブームの中、フジテレビ系ドラマ『素顔のままで』のテーマソングに起用され、ドラマが高視聴率だったことが本作のヒットにつながった(第1話と第4話にメンバーが脇役として出演)。また、約8年ぶりに自身の持つCDシングル売り上げの記録が「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)に塗り替えられる際に『カウントダウンオールヒット 20世紀 J-POP シングルTOP100』に出演した石井がサザンに対して「もうすぐ記録抜かれちゃうんですねー」と語っていた。1992年の『紅白歌合戦』ではライブ「THE 8TH OF ACE」の紅白衣装で登場し、「紅白バージョン」と銘打って「君がいるだけで」が披露された。最後のサビにはいる手前までを歌った後、最初はいなかったジェームス小野田が同じく「THE 8TH OF ACE」の衣装で舞台上手から合流し、SORRY曲の1曲である「なんちゅうこと言うの」を歌って退場している。元々はカールスモーキー石井(石井竜也)の妹で米米のダンサーチーム「シュークリームシュ」のMINAKO(石井[現・金子]美奈子)とサックスのフラッシュ金子(金子隆博)のメンバー同士の結婚を祝福するために作られた曲。後に発売された8thアルバム『Octave』も同様に二人の結婚を祝賀するための「記念アルバム」と位置づけられている。このシングルのヒットが影響したのか、それまでの彼らのイメージだった「アングラ的な雰囲気を持った怪しいバンド」から「日本を代表するJ-POPバンド」と認識されることも多くなり、大幅な路線変更を余儀なくさせられる状況になっていた。それでもこの年に発売されたアルバム『Octave』を引っ提げ行われたホール・アリーナツアー「SHARISHARISM DECADENCE」では、そういったイメージを持ったファンを振り落とすかのように、この曲を第一興商のカラオケマシーンで歌うといった行為を行ったりするもののイメージは拭い切れなかった。米米の解散理由にはこういったものもあったのは度々石井が雑誌などで発言していた。日本テレビ系『FAN』に出演して各曲を評価した際に石井は「売れすぎた曲」と評論しているほか、再結成時にテレビ出演した際には「実は意外と難しい曲。日本語として考えるとすこし変なイントネーションなので歌うときには『たとえば君がいるだ~けで』の『だ』と『け』の間でブレス(息継ぎ)をすると上手く歌えます」と語っている。2007年10月には夏帆出演によるロッテののど飴CM電車篇で「君がいるだけで」が使用された。この歌はSOTTE BOSSEが演奏し、Canaが歌っている。SOTTE BOSSEのアルバム『"moment"』に収録されている。更に2009年4月よりトヨタ自動車の「ノア」(2代目)のCMソングとして使用されている。この曲がヒットしていた当時、石井はこの曲の歌い出しの歌詞から「『たとえば~』の人」と言われたこともあった。この歌い出しについては、石井がテレビを視ていた時に、あるアナウンサーが「たとえば」という言葉をよく使っていたことに目を付け、「このフレーズがあったらみんな聴きたくなるんじゃないだろうか」と思ってこの曲の最初に付けたという。
出典:wikipedia
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