猫踏んじゃった(ねこふんじゃった)は、作曲者不詳、変ト長調または嬰ヘ長調の世界中で親しまれている曲。ピアノ・独奏が基本だが、多数のアレンジやバリエーションが存在する。楽譜に♯か♭が6個も付く(大半の音を黒鍵で出す)ため、非常に複雑に見えるが、実際に弾いてみると単純である。そのためピアノを習う人が最初に練習する曲の一つである。また覚えやすいコミカルなメロディと知名度の高さから、「ピアノを習ったことはないが、この曲だけなら弾ける」という人も多い。先述の通り、この曲は作曲者も発祥国も明らかになっていない。一説によればフェルディナンド・ロー(Ferdinand Loh)だとされている。ドイツ版の曲名「ノミのワルツ()」は作曲者の略名(F. Loh)が誤記されたものから来ているというのである。ただし、フェルディナンド・ローなる人物は実在せず、最初にこの説を紹介した書籍の筆者によるジョークだとも言われている。NHK『みんなのうた』では阪田寛夫が作った歌詞が使われた。また、丘灯至夫が1954年に作ったという別の歌詞も存在する。なお、この曲は世界中で親しまれており、国や地域ごとに様々な歌詞や曲名が付けられている。世界中で約28種類の曲名がつけられている。宮本ルミ子らによれば、曲名にネコが含まれているのは日本の他、台湾、韓国、ルーマニア、ブルガリア、フィンランドである。『みんなのうた』では『ねこふんじゃった』というタイトルで、1966年10月-11月に放送、歌は天地総子と東京放送児童合唱団。映像はモノクロで、アニメーションは和田誠が担当した。その後、2003年から始まった『なつかしのみんなのうた』の一環(最終作)として、2004年2月に38年振りの再放送となった。また衛星第2テレビでも、2006年8月23日・同年12月11日・2007年1月2日の3回に渡って、『たのしいね』と共に放送された。
出典:wikipedia
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