『刑事物語』(けいじものがたり)は、1982年から1987年までに全5作が公開された日本映画のシリーズ。原作、脚本(第4作を除く)、主演に武田鉄矢(ただし原作と脚本はペンネームである片山蒼名義)。キネマ旬報社が製作し、東宝が配給した。キネマ旬報社は初の映画製作にあたって、同誌や同誌ベストテンから連想される作家性の強い芸術映画ではなく、あえて往年の邦画全盛期に数多くみられたシリーズ・プログラムピクチャーの復活を狙い、監督もその分野で定評のあった渡邊祐介を起用。興行的に一定の成果を収めた。一般には、武田が演じる片山刑事がハンガーをヌンチャクのように振るって相手を叩きのめす「ハンガーヌンチャク」と呼ばれるシーンが有名である。これはできるようになるまで数か月の練習を要したという。また武田が劇中で操る蟷螂拳は、第1シリーズ撮影前に松田隆智から習ったものである。武田鉄矢の演じる片山刑事が主人公である。長髪・胴長短足にくたびれたジャケットと膝の抜けたズボンで、一見刑事には見えない。拳法「蟷螂拳」の達人である。普段は冴えないが、正義感に溢れており一旦暴れ始めるとやり過ぎてしまい、それが原因で左遷となり日本各地を異動することになる。毎回、赴任先で美しいマドンナに恋をし助けるのだが、最後には失恋して、一人淋しくその土地を去ってゆく物語である。
出典:wikipedia
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