関東鉄道土浦営業所(かんとうてつどうつちうらえいぎょうしょ)は、茨城県土浦市川口町に所在する関東鉄道のバス営業所である。営業所略記はTsuChiuraのTC。本所は同社営業所の中でも路線規模が大きく、土浦市を中心に阿見町、つくば市(筑波研究学園都市)などで路線を運行する。特にJR3駅とつくば駅間を結ぶ各系統、筑波大学循環、阿見中央公民館方面が運行回数・利用共に多く同社の主力系統となっている。一方、本所担当の高速バスは運行回数・利用共に少ない。また、営業所最寄でありながら「土浦車庫」を発着する便は著しく少ないことが特徴。本所の発券機能は土浦駅前に出張っている。一般乗合扱いの通学輸送便。関東鉄道最多の車両在籍数で、国内4メーカーすべての車両が配置され、大型車、中型車、小型車ともに在籍するが、特に終日等間隔で発車するつくばセンター、阿見中央公民館線などがあるため、大型車が多く配置されている。大型車は、京成バスからの移籍車が中心で、IK→IBMボディ、富士7Eボディのいすゞ・LVを筆頭に、日野・ブルーリボン、また全国的に珍しい富士7Eボディの三菱ふそう・MPも移籍するなどシャシー、ボディメーカーを問わず移籍している。近年は、ノンステップバス、ワンステップバスも移籍しており、京成バスからは、関鉄では珍しい、トルコンAT仕様のノンステップバスも移籍している。京成バス以外では、横浜市営バス、小田急バス、東急バスなどの首都圏近郊のバス会社の他、尼崎市交通局からもノンステップバスが移籍しており、中古車ながら、大型車も低床化が進んでいる。また、少数ながら大型自社発注車も在籍しており、2001年(平成13年)にはいすゞエルガノンステップバスが新製配置され、以降2003年(平成15年)までは毎年2両ずつ配置された。珍しい車両では、廃業した茨城観光自動車から引き継いだ、元サンプルカーの三菱ふそう・ニューエアロスターの長尺車なども配置されている。かつて、西武バスから、富士5E、7Eボディの日産ディーゼル・UAが大量導入され主力になっていたことがあるが、上述の移籍車に置き換えられて現在はすべて廃車になっている。中型車は自社発注車が中心で、いすゞ・エルガミオ、日野・レインボーⅡのノンステップ、ワンステップ車が多く配置され、近年大型車以上に急速に低床化が進んでいる。その他、東急バスから、エアロミディ中型ロング車が移籍され、こちらは大型車と同じ運用についている。その他、三菱ふそう・エアロミディMEが、土浦市コミュニティバスキララちゃん専用塗装車と、予備車兼用の一般路線塗装車がそれぞれ配置されている。高速車の数は少なく、土浦駅東口・つくばセンター⇔東京ディズニーリゾート・海浜幕張駅、「TMライナー」・「NATT'S」に使用されている。2016年9月26日より、PASMO・Suica等の10社交通系ICカードの利用が可能となった。
出典:wikipedia
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