『しあわせのかたち』は、ファミコン通信に1986年6月20日号(創刊号)から1994年3月4日号まで連載されていた桜玉吉作の漫画である。全228話。桜玉吉初期の代表作。隔週刊時と週刊時で内容が大きく異なる。なお、AngelSmileから2003年に発売された同名のアダルトゲームは、本作と無関係である。第1話 - 第105話(1986年6月20号 - 1991年3月22日号)隔週刊時はテレビゲームを題材としたギャグ漫画。ページ数は初期は2ページだったが増やされ、最終的には4ページとなる。基本的にはゲーム漫画だが、複数のゲームや作者の趣味をミックスするというストーリー手法やコミカルなキャラクターなどで人気を博した。初期の登場人物は題材となるゲームに依存していたが、「ゆうめいRPGII」から「おまえ」「コイツ」「べるの」の3人が登場、週刊化まで名や格好を題材にあわせて変えたかたちでレギュラー化した。なお、「ゆうめいRPGII」は連載時はそのまま「ドラゴンクエストII」というタイトルを使用していたが、メーカーからのクレームにともない、単行本では修正された。終盤の「エフゼロエグゼス」連載途中で作者が体調不良になり、週刊化までしばらく休載となった。エフゼロエグゼスの続きは単行本に書き下ろし収録されている。後の「」内は漫画作中でのタイトル。第106話 - 第228話(1991年7月26日号 - 1994年3月4日号)ファミコン通信が隔週刊誌から週刊誌になったことに伴い、ページ数が2ページとなり復活する。連載時のタイトルは「週刊しあわせのかたち」に変更され、内容もゲーム漫画から、作者の日常をつづる日記漫画と変貌する。日記漫画の系譜は作者が執筆するその後の作品に長く受け継がれることとなる。ポップな画風は隔週刊時代のものを継承していたが、連載後期で「しあわせのそねみ」と呼ばれる写実風の絵柄で、暗くひねくれた作風の作品を数回にわたり展開した。「そねみ」の作風は一回のみの予定ではあったが、後のエッセイ風漫画の作風の実質的なプロトタイプとなる。また不定期で「ラブラブルート21」という暗黒舞踏漫画を掲載。ファミコンと全く関係ない内容にもかかわらず、アンケートで上位となった。※声優はOVA版のもの。出版:アスキー(1992 - 1994年初版)、エンターブレイン(2004年改訂版)出版:アスペクト(2000年)1990年から1991年にかけて全4巻が発売。1巻2話形式で全8話。第1巻1話に桜玉吉と田中パンチが本人役で出演、第3巻に金田伊功が絵コンテ、作画監督、原画として参加している。ワンダーオオの話に力が入っている。
出典:wikipedia
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