『メタルギアソリッド バンドデシネ』(、 日本国外では"METAL GEAR SOLID DIGITAL GRAPHIC NOVEL")は、コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ)が発売する、メタルギアシリーズを題材にしたデジタルコミック。「デジタル・バンドデシネ」とも呼称している。別名「ベーデー」。「バンドデシネ(BANDE DESSINÉE)」の由来は、主にフランスにおいて呼称される、芸術度の高いコミックという意味がある。アメリカではコミック版のメタルギアソリッドが発売されており、メタルギアシリーズ生みの親である小島秀夫の意図により、この呼称が名付けられた。北アメリカで発売されている、コミック版『メタルギアソリッド』(MGS)を原作として、単なる原稿の静止画では無く、画像をポリゴンに貼り付け(テクスチャマッピング)、様々な映像・音響の演出を追加し、新たな映像作品に再構築したゲームである。コミックとして読むだけでなく、ユーザーが積極的に"触れる"ことで、ゲーム世界が広がっていくというインタラクティブ的な要素が用意されている。本作のベースとなっているコミックは、ゲーム版『MGS』を基にして、作画、脚本で、全12巻が発売されている(日本未発売)。本作では、それら全てを収録している。コミック向けにストーリーを構成し直したほかに、物語のラスト、ナオミによってスネークのFOXDIEが解除される、オタコン、スネーク、メリルの三人で島を脱出しているなどのオリジナルの展開がある。ゲーム版『MGS』に登場したナスターシャ・ロマネンコは、本作には登場していない。『メタルギアソリッド2』(MGS2)を原作とした続編『メタルギアソリッド2 バンドデシネ』が、DVD-Videoとして2008年6月12日に発売された。原作が主に「雷電」視点で物語が進められたのに対し、スネーク視点での物語が描かれる。また、ゲーム本編とは異なる展開をしている場面や描かれていなかった場面も多数見受けられる。本編に登場したリチャード・エイムズは、スネーク視点の物語の為、未登場である。余談だがオリジナルキャラクターとして、ニュースレポーター「カレン北条」(ポリスノーツからのゲストキャラ)というキャラクターが登場している。本作からフルボイス仕様となり、前作もフルボイス化し同梱されている。そのため前作と異なり吹き出しが全て英語になっている(ただし一部ながら日本語字幕がついていることがある)。音声は、一部を除いてゲームの音声を用いている。なお、サイボーグ忍者、サイコ・マンティス、リボルバー・オセロットについては原作でそれらのキャラを演じていた声優が故人であるため、代役が起用されている。しかし、ヴァンプのキャストは、当初予定していた塚本晋也ではなく、当時と同じく代役を担当した置鮎龍太郎のままである。
出典:wikipedia
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