LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

PRIMERGY 6000

PRIMERGY 6000(プライマジー6000)は、富士通のオフィスコンピュータ(オフコン)のブランド名である。FACOM Kシリーズ(K-200シリーズ,K-600シリーズ,K-6000シリーズ)、GRANPOWER 6000(GP6000シリーズ)の後継となるオフコン。上位互換性が高いので、FACOM Kシリーズからのユーザーが永い間蓄積してきた経営資産を、オープンシステム等で再構築(レガシーマイグレーション)するよりは容易に継承することが可能。GP6000シリーズ以降はインテルCPUを採用するなど、低コスト化を図っている。また、オープンシステムとの親和性もあり、Javaなどオープン系ソフトウェアの動作、企業間の電子データ交換(eコマース)や携帯機器にも対応したWebコンピューティング機能、電子帳票のメール自動配信機能など、現在の業務システムに求められるソリューションも提供されている。なお、オープンシステム(特にWindowsサーバ)と異なり、ウイルス感染などのセキュリティ上のリスクは事実上皆無である。OSとして ASP(Advanced System Products) (FACOM Kシリーズの中盤までは CSP(Customer oriented System Products))が動作し、主要言語は COBOL G (SQLに対応した富士通のCOBOL互換言語)。なお、COBOL GとJavaのプログラム間でデータ連携もできる。Oracle等の他のRDBMSとの連携を図るため、PRIMERGY 6000はRDBMSとしての側面も持っている(Symfoware6000)。システム管理者のコンソールにはFM Gシリーズ、利用者はFM Gシリーズ、K端末エミュレータ(Windows上で動作する端末エミュレータ)、MeFt/Web(ウェブブラウザ上で操作)などを用いる。なお、富士通のIAサーバの冠ブランドであるPRIMERGYを掲げているが、PRIMERGY 6000とPRIMERGY(富士通のPCサーバ)の間には、動作互換性はない。富士通のオフコンは、2007年3月に販売終了したPRIMERGY 6000/50まで、長らくMOが標準で本体に内蔵搭載されてきたが、2006年11月に販売開始したPRIMERGY 6000/60からはDVD-RAMドライブが標準で本体に内蔵搭載された代わりに、MOドライブは本体に内蔵搭載されなくなった。富士通は同時期にMOドライブの製造を打切り、さらに2012年3月にMOドライブのサポートも打切っている。また、PC用の富士通製MOドライブは、Windows7以降の動作サポートをしていない。かつて、PRIMERGY 6000では、MOへデータを保存する運用が一般的であったため、大量のMOデータを抱えるユーザーも少なくない。現在、MOへ保存したデータを参照するには、富士通製MOドライブとWindowsVista以前の古いPCを中古市場などで調達して移行作業する等の、不便な運用を余儀なくされている。現在、富士通のオフコンのフロッピーディスクは、DOS形式が採用されているが、かつてのFACOM Kシリーズでは、メインフレームとの互換性のため、IBM形式が採用されていた。かつてのFACOM Kシリーズで保存したIBM形式フロッピーディスク上のデータは、そのままでは、PRIMERGY 6000では読取不可能である。なお、PCにて「F*TRAN」(富士通製のフロッピーデータ変換ソフトウェア)等を用いてDOS形式に変換すれば、PRIMERGY 6000で読取することは可能である。2005年9月5日の午後3時に、OS「ASP」のV15かV16を搭載した PRIMERGY 6000(GRANPOWER 6000)が一斉にフリーズする事態が発生した。翌日以降も午後3時になると毎日フリーズする、基幹系システムとしては前代未聞の深刻な不具合であった。PRIMERGY 6000 は、かつてよりユーザー側で修正パッチをダウンロードし適用する方法をとらず、PRIMERGY 6000 についての知識を持つSEかCEが修正パッチを適用する方法をとっていたため、緊急時に一斉に対応することが難しく、結果的に障害発生より丸一日経過しても復旧できなかったユーザーも多数存在した。なお、この障害とは別の修正パッチを適用していたサーバにはこの障害は発生しなかった。かつて、オフコンはユーザーインターフェースが扱いにくいなどの欠点がある反面、PCサーバやUNIXサーバなどのオープンシステムとは比較にならない程、堅牢性と信頼性が高い利点がある、と言われていた。しかしこの不具合の発生により、オフコン全般に対する評価が大きく揺らぐことになった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。