梓(あずさ、し)は、樹種の名である。漢字本来の中国での意味と、日本での国訓「あずさ」の2つの意味があり、さらにそれぞれの名をどの樹種に同定するかについて諸説がある。梓は、別名を「木王」といい、百木の長として尊ばれた。版木に使われたため、転じて「上梓」「梓行」のような印刷・出版に関する表現に残る。ただし、「梓に上す(しにじょうす、あずさにじょうす)」、「梓に鏤める(しにまとめる、あずさにまとめる)」のように、この意味の「梓」を「あずさ」と読むこともある。この「梓」は通説ではキササゲのことだが、異説もある。現代中国語では、「梓」はキササゲのことで、「きささげ」の訓のある「楸」がトウキササゲのことである。「あずさ」という樹種は古代の「梓弓」の材料として言及されるが、現在は稀な方言として以外は廃れている。そのため、古代における梓の実体については、系統的にも大きく異なる諸説があったが、現在はほぼ確定している。このほか、方言としてなどを意味する。
出典:wikipedia
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