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ピカソ君の探偵ノート

『ピカソ君の探偵ノート』(ピカソくんのたんていノート)は、舟崎克彦によるシリーズ物の児童文学作品。第1作『ピカソ君の探偵帳』は、1981年に『子どもの館』誌に連載され、1983年5月に福音館書店から刊行されたが、1994年11月にパロル舎から『ピカソ君の探偵ノート』の題名で復刊された。中途身体障害者の社会復帰というテーマが奥底に流れている、フィクション物の児童文学としては異色の作品である。主人公、杉本光素(みつもと)は通称ピカソ君。桜町小学校の6年生で見た目も小学生だが、本当の年齢は23歳。スポーツカーを乗り回し、酒も煙草も嗜む青年である(警察署の署長と碁を打つ仲でもある)。彼は10年以上前、サウスポー選手としてリトルリーグで活躍していた時、練習中の事故で腰を強打して腰椎を折り、さらに奇病を併発して肉体的成長が停止してしまったのだ。日本に帰国してから、名実ともに社会人になるために小学校に復学した彼は、シャーロック・ホームズを崇拝していることから、あこがれの探偵業を夜間の自宅で始める。豚の体臭ガスとトマトジュースから平和なエネルギーを生み出す技術を狙う「ヒガシノカゼ」に誘拐された同級生の事件に、売れっ子推理童話作家としがない私立探偵の二束のわらじを履く“少年”探偵・ピカソ君が挑む。青山剛昌の漫画『名探偵コナン』(1994年1月 - )の作品設定などがこの『ピカソ君の探偵ノート』に類似していることに関して、季刊誌『ぱろる』1996年冬(12月20日)号内のコラム『お作法の時間どす』(2001年、風濤社『これでいいのか、子どもの本!!』収録)にて舟崎が言及している。それによると舟崎は、この作品の復刊と第2作『マカロニグラタン殺人事件』発表後、「『ピカソ君の探偵ノート』そっくりのマンガが売れていて、TVアニメにもなっているらしい」と読者から指摘されて、初めて『名探偵コナン』の存在を知り、単行本を1冊だけ買って調べてみたところ、状況設定が「極めて似ている」ことを確認した。第1巻のみの確認ではそれが偶然の一致なのかかどうか判断しかねるが、それも面倒であり、先方にこれ以上印税をプレゼントするのも業腹として、知人を介して小学館に事情を質したところ、「作者(青山)は舟崎さんの作品を読んでいないかも知れません。だが、スタッフが『ピカソ君』のシチュエーションを面白がって、一アイデアとして提案した可能性はないとは云えない」という返事だった(同著30ページの記述による)。後日舟崎は、同著コラムにてこの問い合わせの経緯を公表、当時の小学館の対応の不誠実さに関して「責任の所在がない」「グレてやる」と苦言とも取れるコメントを残している。また『ピカソ君の探偵ノート』シリーズ第3作『大リーガー殺人計画』に「名探偵でコンナひと、ほかにもいたっけピカソ君?」という『名探偵コナン』を意識したあおり文を添えるなどの反応を行っている。

出典:wikipedia

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