コータローまかりとおる!の登場人物では、蛭田達也の漫画『コータローまかりとおる!』『新・コータローまかりとおる! 柔道編』『コータローまかりとおる! L』に登場する人物について述べる。※肩書き年齢などは初登場時の物。しんどう こうたろう本編の主人公。私立鶴ヶ峰学園に通う高校2年生。腰まで届く長髪が特徴。非常に明るい自信家で目立ちたがりでスケベ。だが、一度落ち込むとかなり沈む。かなりのトラブルメーカーである。趣味は「のぞき」と「パンティー収集」。握力は110以上・肺活量は7000CC以上。初期の頃はよく煙玉等の忍者風小道具を使っては失敗(自爆)していた。新堂空手道場の一人息子であり、自ら新しい流派「極端流」(極真のパロディ)を立ち上げ、鶴ヶ峰学園で極端流空手部の主将を務める。(ただし連載当初の部員は功太郎のみ)天性の空手の達人であるが、「空手が地上最強ではなく自分が地上最強」と主張。主体の空手技の他にもプロレス技等を混ぜた型にとらわれない我流を使う。武道家としては小柄な体格のため、非力さを補うために変則的な技を使う…とされているが、それはあくまで百太郎やアンドレなど功太郎と同レベル以上の人間を相手にしたときの話である。普通の人間に対しては力負けすることはまずなく、体重290kgの鬼式にも押し勝っている。また空手には空手、柔道には柔道など相手のフィールドで戦って勝つことを信念とする。他者の技を真似て、それを自分の物として使いこなす能力に長ける。またリズム感が飛びぬけており、ドラムを叩けば天才ギタリストのスティーヴからは百年に1人の天才とお墨付きをもらうほど。鍵開けの特技を持つ。よくやる宴会芸は局部を使った「蘇る死体」。軽佻浮薄に見えるが、実は人一倍義に厚く勇敢。また覗きやパンティ収集は見境無く行っているものの恋愛対象としては幼い頃より麻由美一筋であり、麻由美のピンチには超人的な能力を発揮する。この力は親友・知り合いがピンチでも同様である。ただし、その溢れる行動力は良くも悪くも空気を読まないために、時に人を強く傷付けてしまうこともある。両親が留守にしており(1部では理由が世界ケンカ旅行だったが、2部以降では新堂流 LA 支部にいることになっている)、麻由美に食事の世話をしてもらうことが多い。特に麻由美が作った肉団子が大好物。空手校内予選の成績は3勝1引分、代表戦2勝。第1部初登場。映画では黒崎輝が演じた。わたせ まゆみ功太郎の隣に住む幼馴染。第7部で家が壊れて以降は、父と共に新堂道場に居候。功太郎と同じく鶴ヶ峰学園の2年生。華道部に所属し、風紀委員会第七班々長。風紀委員として頭髪違反者功太郎を取り締まろうとするが、成功したことがない。功太郎追跡時は太ももに散髪用の鋏を携帯している。正義感が強いがかなりのお転婆。また猫好きである。功太郎とは相思相愛でお互いのためならば自分の命を差し出すことも全く躊躇しないほど深い愛を抱いているが、お互いに言い出せずにいる。これまでに何度か互いに気持ちを打ち明けたことはあるものの、その都度相手が記憶喪失だったり酒に酔っていたり洗脳状態だったりで、まともに伝わったことは一度もない。が、なんとなく本人同士はわかっている模様。ただし周囲は二人の関係をよく理解しており、本人は関係を後押しされることを恥ずかしさで嫌がったりと半ば意地になっている。運動神経はかなり良く、空手・柔道とも数週間の練習でかなりの実力を身につけていた。特に柔道編では男子の全国トップクラスの選手を破るなど活躍を見せた。第2部でクララの身代わりを演じるために英会話を猛特訓したため英語はペラペラで、カイザーやブラックとも普通に会話していた。功太郎がままごとの泥団子を食べ、死にかけたことをきっかけに、4歳時から料理の修業を積んでおり、その腕はプロ級。またうれしいことがあるとごちそうを造る。天光寺曰く「新堂学の権威」。第1部初登場。映画では千原麻里が演じた。てんこうじ てるひこ功太郎の良きライバルであり親友。鶴ヶ峰学園2年。風紀委員特別機動隊々長で、委員会一の腕利き。武士を自任。家伝の剣術である天光流抜刀術の使い手で、一刀の元に大木を両断する「樹断の太刀」「不殺剣」などさまざまな剣技を会得している。また武士の嗜みとして剣術以外にも武道十八般心得があり、空手、柔道共黒帯の腕前。和装を愛しており、下着は常に褌。洋装の必要時に、和服の上から洋服を着込んだこともある程こだわりを持っている。服装だけでなくあらゆる点で純日本のものしか受け入れず、ちょっとした外来語(「アイドル」など)も分からないし、拳銃も引き金を引くことすら分からず銃身を放り投げる飛び道具として使う。しかし『L』では携帯電話を所有し如月と「める友」であることを明らかにし、功太郎たちを驚かせた。連載初期に功太郎に感電させられて以降、乾電池を握るなど電気を流すと頭が光る特殊体質となった。暗い場所では明りとして重宝されるほか、相手の意表を突く手段としても利用される。本人曰く「剃っているだけ」のスキンヘッドで(真偽は不明だが、麻由美からも「産毛の0.1mm生えているところも見たことない」と言われている)、その色艶は輪切りレモンを使った「レモンパック」で守られている。「ハゲ」と呼ばれることを極端に嫌い、「私はハゲではない!」と躍起になって否定し、誰彼構わず切りつけるほどに拘っている。その執念は凄まじく、水中銃を腹部に受けて死亡した直後に、枕元で「ハゲ」と叫ばれたことで蘇生したことがあるほど。しかし、功太郎や典善をはじめ口の悪いキャラからは「ハゲ」や「ハゲ天」と呼ばれることが多い。映画版で天光寺を演じた大葉健二が出演した映画『キル・ビル』では、本作で使われた「ハゲではない、剃っているだけ」と大葉がいうセリフがある。連載開始当初はドタバタギャグの敵役だったが、内容がシリアスに移行するにつれ、ライバル兼親友として親交を深めていく。功太郎がこの関係を大事にしているため、常に真剣勝負をはぐらかされており(洗脳状態除く)、功太郎との真剣勝負を果たした者に対し「私の方が先口だ!」と激しい嫉妬心を燃やす。そのためか余人には理解しにくい複雑な関係になっている。ただD地区編の功太郎が痛めつけられていたときに涙すら流し激昂したり、命を懸けて功太郎を守ったりと親友以上の関係であるようだ。歴代の愛刀は村生(むらなま)、魅雄(みお)(刀の名前は2本合わせて村生ミオから)、村さ来(むらさき)、村叢(むらむら)。他、名前のでてきていない刀もあり。空手校内予選に極端流の助っ人として参加、成績は4戦全勝。第1部初登場。映画では大葉健二が演じた。きさらぎ けんじ本名は「良美」(よしみ)だが、女のような名前を嫌い剣次を名乗る。中国拳法の使い手で、「発勁」などの技を会得しており、「九節棍」という武具も使う。とても真面目な性格で、普段は無愛想だが友人と認めた相手や守るべき仲間に対しての義に厚く、その分敵に対しては、誰よりも冷酷になることができる。女性に対する免疫が低くすぐに鼻血を吹き出し貧血に陥る。特に恋心を抱く麻由美に対しては弱い。D地区において功太郎、天光寺と知り合い、サイクロプスとの戦いの中で熱い友情を交わす。功太郎・天光寺とも互角の実力を持つが、その性格故かやられ役になる事が多い。D地区で知り合った麻由美に想いを寄せているが、功太郎と麻由美の深い絆を誰よりも理解しているために、その想いを心の中に沈めている。功太郎は当初、髪型が岩崎宏美に似ているからと「ヒロミちゃん」と呼んでいたが、兄の名前が「ヒロミ」であったため、「ヒロミの下だからヨシミ」(岩崎宏美の妹岩崎良美から)と偶然本名の「ヨシミちゃん」と呼ぶようになる。第3部初登場。しかと てんぜん鶴ヶ峰学園50年生で団員数300を誇る応援団々長。身長数十センチ?というほどの小柄な体格であるが、空手の達人で功太郎や天光寺を簡単にあしらうほどの実力の持ち主。自らの小さな体格を逆に活かし、型に捕われない独自の空手「自由流」と名付ける。自分と非常によく似た戦い方をする功太郎を後継者に選び、自らあみだした必殺技「百人拳」を伝授する(ただし功太郎は「弟子」と言われるのを否定している)。応援団々長でありながら対立する他部の部員に肩入れした落とし前をつけるために学園を退学したが、「柔道編」で再入学して「一年生」となる。功太郎に輪を掛けたスケベ。髪で隠された左目は『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉親父の形をした義眼。蛇骨会の創設者。実は相当な資産家で、山中に巨大な邸宅を構えて美人のメイドを多数はべらせ、ヘリコプターで通学する。テレビ局も所持。酔っぱらうと空中浮遊する。第4部初登場。うしろの ももたろう応援団副団長で鹿斗典善の片腕と呼ばれる。典善の退学後も変わらず典善を団長と呼び、自分は団長代行を務める。空手の高段者。学年、年齢は不詳だが初登場と同じ年に免許を取得していることから少なくとも18歳以上。典善に心酔しており、典善に後継者として選ばれた功太郎に嫉妬し対立するが、空手校内予選決勝にて後に伝説と呼ばれる大勝負を演じ、以後は天光寺と同様にライバル兼親友となる。武道家として理想的な体格をしており運動神経も優れているが、応用力に欠ける「空手至上主義」と言った人物で、天光寺とは違って空手以外はまったくやったことがない(曰く、「空手より弱い武道などやる意味がない」)。典善が冗談で教えた「ビール瓶ドミノ倒し」などの下らない宴会芸を真面目に練習し、会得してしまうなどのかなりの堅物。ひそかに由利栄に惚れていたため狂死郎を目の敵にしている。学内予選終了後、特に柔道編では尊敬しているはずの典善をレギュラーの座を守るために闇討ちしようとするなど、すっかりギャグ担当になってしまった。名前は『うしろの百太郎』から。第4部初登場。いねもり きょうしろう新堂流空手道場の住み込み師範代で、大学生。胸に「狂」の字の書かれたジャージを愛用。年下の功太郎を「若」と呼び、敬語を使うが、長年一緒に暮らしている功太郎を弟の様に思っている。相当な空手の実力者で、功太郎でも「勝ちは3本に1本しか取れない」ほど。 由利栄との結婚を認めてもらうために、典善に挑み続けている。宴会が大好きで、なにか口実を付けては無関係の人間まで巻き込んで宴会を始め、「チン技徳利回し」や「河童の皿回し」、「ネス湖のネッシー」など局部を使った宴会芸「チン技」を披露する。第2部初登場。なお、「いねもり」が正しい読み方とされているがコータローまかりとおる柔道編までは全て「いなもり」と読み仮名が付けられているため「いなもり」で覚えている人も多い。べにバラ本名は、千葉 摩也(せんよう まや)であることが、7部に入ってから判明した。蛇骨会最高幹部で会長代理。かなりの美人だが実はニューハーフ。ナイフ投げの名人。千葉流百年に一人の天才であったが、自由を求め家を飛び出す。誰よりも鶴ヶ峰学園を愛しているが故、自らが汚れ役を被り、一度解散していた蛇骨会を復活させる。吉岡達也を蛇骨会から追放した後、吉岡に対抗し得る後継者を待ち続け、功太郎に目をつける。D地区編では地区内唯一の緩衝地帯である食堂のオバちゃんに変装していた。蛇骨会の頭脳と呼ばれた白バラ、吉岡達也とは双子の兄弟であり、紅バラ自身は蛇骨会の心臓と呼ばれる中心的人物であったが方針の違いで反目し、以後は功太郎の側につき影から援助をし、蛇骨会を功太郎に任せようと暗躍する。天光寺に惚れている。千葉流の奥義「封心の舞」という記憶操作の術を使うことができる。第1部初登場。映画では志穂美悦子が演じた。よしおか たつやまたの名を白バラ2年の米国留学から帰って来た直後、暴漢に襲われた前委員長に変わり、風紀委員長となる。IQ200を誇り、容姿端麗。千葉流(初登場時は「せんば」流、第7部では「せんよう」流)という日本舞踊の家元、総帥でもある。当初、映画版のオリジナルキャラクターだったが、逆に後から原作に登場した珍しいケース。そのために映画パンフレットでは登場人物の絵が描かれているが彼だけは風紀委員の1人の顔が描かれていた。謎の多い人物だが第7部でその理由が判明する。その正体は「蛇骨会の頭脳」と呼ばれた最高幹部「白バラ」。第7部では蛇骨会、千葉流の配下を動かし、金剛流空手道の赤岩心水と手を組んで、群集を意のままに操る「傀儡の舞」を使って日本崩壊を企む。第3部初登場。映画では真田広之が演じた。あきた さよこ天光寺の許婚で12歳。天光寺家に住み込んでいる。天光寺を「テル様」と呼ぶ。天光寺から一本取ったら正式婚約という条件があり、道程は遠いと思われていたが、功太郎が手を出してあっさり一本取ってしまった。以後しばらく、功太郎が天光寺を脅迫するネタになった。料理の上手な麻由美になついている。語尾や「し」が「ピ」に変わる喋り方をする。(例:「うれピー」)。何かというとアゴを他人の頭に乗せ、グリグリと押し付けるクセがある。第7部までは歳相応の外見であったが、『L』になってから突如として麻由美を遥かに上回るグラマーに成長し、また天光寺を気絶させるなど武道においても進展を見せた。第4部初登場、以下ちょこちょこと登場し、『L』では主要キャラとして活躍。初登場の部で分類。特に断りがない場合はその部のみの登場。肩書き年齢などは初登場時の物。各話がそれぞれ中長編として物語を成し、各話がメインストーリーに細かく絡みあう物語になっているが、本編第二部のみ独立した、番外編といえる物語になっている。ヴォーカル:真由美、ベース:マーちゃん、ギター:ノミちゃんの3人で趣味で組んでいたバンドが前身。これにドラム:功太郎を加え、上がり症のノミちゃんに代わるギターとして響を加えた形で典善の出資のもとデビュー。名前は元々決まっていなかったが、デビュー記者会見の場でとっさに功太郎が「ザ・コータローズ」と発言したためにこの名前となった。デビューイベント前に「体力作り」として李麗華の指導を受け、かなりハイレベルな格闘技能を身に付けた(落ちこぼれたのは響のみ)。吉岡達也を総帥とする千年続く日本舞踊の流派。“乱世の舞”とも呼ばれる人心操作の「傀儡の舞」と“治世の舞”ともよばれる記憶操作の術「封心の舞」を伝える。表向きは、寸止め組手を中心とした空手道場だが、人を殺した経験を持つ者ばかりによる何でもありの「黒稽古」を裏で実施している。ただその黒稽古も、温室の中の殺し合いであり本当の命のやり取りではないと、陽水からは評されている。規模の大きさから、職種を問わず多くの門下生を抱えており、警察官であっても武心館側の命令を守る者がいる。元々は校内有数の強豪部であったが、多古の入部時にそれまでの部員が全員やめてしまった。校内予選が団体戦のみのため、伊賀・多古の2名は全勝ながらももう一人のポイントゲッターがおらず、対外的には無名という悲運の柔道部。3人目のポイントゲッターとして美杉が参戦。正規の柔道部なのでシードで第2試合から。準決勝は顔文字軍団(クラブ名不明)に井伊を除き全勝の4勝1敗で決勝に進出。通称「第十三"ケンカ"柔道部」または「第十三"ぶっこわし"柔道部」。顧問の鮫島が提唱する実践的な柔道を実行し、当て身等を利用した裏技(ばれれば反則だがばれないように行う)を利用しながら、対戦相手は全て病院送りとする。その信念通り準決勝まで全ての対戦相手を病院送りにして勝ち進む。極端流との準決勝において2勝3敗で敗退。前年度優勝の学校代表のため、シードで2日目の準々決勝からの参戦。極端流と対戦し0勝4敗および買収後のサドンデス敗北により敗退。正式名称はアーム・レスリングクラブ。その名の通り腕相撲部。全員が中学での柔道経験者。極端流柔道部初戦の相手で、全員がいい加減な名前。2勝2敗1引分け、代表戦負けで敗北。相撲部。2回戦は第十一柔道部にオール一本勝ち。3回戦で極端流と当たり、1勝3敗1分で敗退。正式名称はツルガミネ・レディース・レスリング同好会。名前からプロレス同好会のように思われ勝ちだが、アマチュアレスリングの同好会。しかしキューティー以外のメンバーはヒールレスラーの用なメイクをして入場している。初戦でラグビー部、2回戦で第二柔道部を破るも3回戦で1勝4敗で第一柔道部に敗れる。三船家で飼われている猫達。実際に作者の仕事場で飼われている猫でもある。功太郎以下、以前からの登場人物に付いては上記を参照のこと。
出典:wikipedia
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