ノーシン(英語表記:Norshin)は、アラクス(旧・荒川長太郎合名会社)が製造・販売している解熱鎮痛薬のブランド名である。1918年に、スペイン風邪の流行の折に製造販売を始めたのが起源だとされる。語源としては、「脳がしーんとする」、「脳が新しくなったようにすっきりする(中国における1920年代の広告では「脳新」と表記された経緯がある)」、中国神話の神農をもじったなど、いくつかの説がある。成分としては、アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドの3つを併せた「ACE処方」を主とするが、近年ではイブプロフェンを配合した製品もある。現在、ノーシンは下記の製品に分類されている。昭和初期からノーシンの広告は様々なメディアに掲載されており、「歯痛、ずつうに、ノーシン」のキャッチフレーズは当時から有名である。新聞広告や劇場の舞台幕、他には『おトラさん』(KRテレビ(現:TBSテレビ))をはじめ、草創期のテレビ番組などで見ることができる。さらに『おトラさん』に至っては、1957 - 1958年に東宝で公開された映画シリーズにもタイアップしている(ただし、最終作『おトラさん大繁盛』ではタイアップしていない)。販促用の景品なども多くあり(マッチやプラモデルなど)、広報に力を入れていた。なお、テレビCMによる広告展開は現在も続いている。また、1990年のアラクス設立時までは、提供クレジットで使われていたこともある。
出典:wikipedia
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