田老鉱山(たろうこうざん)は、日本の元鉱山。硫化鉱を採掘していた銅山である。岩手県下閉伊郡田老町(現宮古市)に存在した。1919年(大正8年)にラサ島燐鉱(現・ラサ工業)によって開鉱。1930年代に最盛期を迎え、従業員1,800人を数える大規模な鉱山であった。そのため、従業員用の社宅が多数作られてひとつの街を形成していた。採掘した鉱石は、当鉱山より宮古港駅隣接の鉱石貯蔵施設まで索道にて運搬していた。資源の枯渇のため鉱山は1971年(昭和46年)に閉山された。閉山後は明星大学の所有物となり、施設の一部を利用して明星大学田老キャンパスや明星大学田老宇宙線観測所が開設されている。大規模な選鉱所や従業員住宅の遺構は現在でも残されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。