東京慈恵会医科大学附属第三病院 (とうきょうじけいかいいかだいがくふぞくだいさんびょういん)は、東京都狛江市和泉本町4-11-1にある大学病院である。略称は、「慈恵医大第三病院」であり、小田急線の狛江駅や成城学園前駅にある広告の看板には、略称で書かれている。東京慈恵会医科大学国領キャンパスに併設されている。病院の基本理念は、「『病気を診ずして病人を診よ』の教えに基づき、質の高い医療を実践し、医療人を育成することにより、社会に貢献し、患者さんや家族から信頼される病院をめざす」。東京慈恵会医科大学精神神経科初代教授の森田正馬博士が創設した神経症(うつ病、パニック障害、強迫性障害、心気症、対人恐怖や広場恐怖など)の精神療法である「森田療法」が行われている病院である。年表にあるとおり、本院の歴史は、1949年に学校法人慈恵大学が、東京重機(現、JUKI)より土地を購入したことから始まる。東京重機は、太平洋戦争前より、狛江村(当時)に本社兼工場を有していた。しかし戦後、東京重機の工場は、軍事工場(工場内で、銃等を製造していた。)であったということもあり、1945年10月5日に米軍第8軍96軍医大隊が接収し、1948年8月2日まで米軍の管理下に置かれた。この医大隊が利用していた施設部分を利用する目的で、1949年学校法人慈恵大学が、土地を購入し、1950年に東京慈恵会第三病院(当時)が開設された。なお、開設当初は、狛江村役場が発行した「診療券」を持っている狛江村民は、病院に券を提示することによって、診療費が安くなる制度があった。(当時は、国民健康保険制度がない時代である。)
出典:wikipedia
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