広島大学附属東雲小・中学校(ひろしまだいがくふぞくしののめしょうちゅうがっこう, Shinonome Elementary School and Junior High School Attached to Hiroshima University)は、広島県広島市南区東雲三丁目にある国立小・中学校。広島大学の附属学校として、主に教育学部生を対象に教育実習が行われている。1875年(明治8年)10月30日、広島県公立師範学校附属小学校として、広島市白島町に創立された。母体である広島県公立師範学校の移転に伴って現在地の東雲に学校の所在地が移転したのは1941年(昭和16年)7月である。東雲五心を生かす生活手帳には、児童心得として「はい」という素直な心、「ありがとう」という感謝の心、「すみません」という反省の心、「おかげさまで」という謙虚な心、「私がします」という奉謝の心が謳われている。「広島大学附属東雲小学校校歌」単式学級の外に、養護学級設置(1961年(昭和36年))や、複式学級を設置し(1972年(昭和47年))、1913年(大正2年)に始まった教育研究会は今年で117回目を数えるに至っている。校舎の屋上には、天体観測用の球体ドームがあるが、在校生でも屋上に上がることは許されておらず、約20年近く利用されていない。東雲小学校PTAが1年に一度発行する機関紙「しののめ」や、広島大学附属東雲小学校国語科研究室が発行する学校文集「ひばり」「のぎく」は伝統文集として現在も続いている。1985年(昭和60年)3月30日発行の写真集「110周年を迎えた東雲教育」によれば、「東雲音頭」作詞・作曲広島大学附属東雲小学校という、運動会の際に全校生徒で踊る歌があったようだが、現在はもう踊られていない。「東雲教育」という映画も製作された歴史があるという。1947年(昭和22年)4月15日 広島師範学校男子部附属中学校として創立された。校則がなく、良心に従って行動することなどを掲げた「東雲憲章」(1986年制定)がある。校訓では、あくまで科学的で、創造的なたくましい思考力を育てることを根幹とし、道徳的心情という、豊かな緑したたる葉と、美的情操というかがやかしい花をつけた、ていていたる大木にのびよ。もちろんこれらの大木は孤立したものでなく、おたがいに協力的であり、社会的でなければならない。(原文のまま)と謳っている。「東雲の空」生徒手帳の見直し、生徒会規約改正等を校内の生徒らで組織される「評議会」で討議する他、生徒総会において年間活動方針の承認・予算、決議の承認を行う等、生徒会活動が充実している点に特徴がある。3学期制をとっている。広島大学のページによると、東雲小学校・中学校と三原幼稚園・小学校・中学校は広島大学の東広島キャンパスへ移転・統合させ、移転済の附属幼稚園を含め、広島大学附属東広島学園とさせ、それに伴い、東広島キャンパスへ附属高等学校と福山高等学校からそれぞれ1クラス移転させることが計画されている。
出典:wikipedia
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