伊豆半島東方沖地震(いずはんとうとうほうおきじしん)とは、2006年(平成18年)4月21日午前2時50分に、伊豆半島東方沖(静岡県伊東市富戸沖)を震源として発生したマグニチュード5.8 の地震。この地震に伴い気象庁が発表する緊急地震速報において、予測震度を最大震度7と、実際に観測された震度を大きく上回る震度で発表された。2006年1月頃からM1.0前後の微弱な地震活動が観測されていたが、同4月17日頃から顕著な有感地震が発生するようになり、4月21日に最大規模の本地震が発生。4月30日には M4.5、5月2日に M5.1 等の地震も発生している。この地震の震源断層は、南北に約4km×幅約6kmで、東側に75度傾斜する左横ずれ断層であり、平均すべり量は約0.7mと分析されている。発生日時、震央位置、深さ、規模は以下の通り:本震の約5分後に海洋研究開発機構(JAMSTEC)の初島沖深海底総合観測ステーションで、乱泥流が観測されたがこの乱泥流の原因は海底地滑りと考えられている100gal以上を観測した地点の加速度を示す。(各自治体につき1箇所ずつ記載)東京大学地震研究所が伊東市立富戸小学校に設置している地震計が、計測震度5.7(=震度6弱相当)を観測していた。さらに、防災科学技術研究所が伊豆市修善寺町に設置している地震計も、計測震度4.6(=震度5弱相当)を示していた。東伊豆町は揺れ方や地盤の軟弱さから、震度5弱相当の揺れであった可能性があるとされた。緊急地震速報の第1報から第7報までは、実際と同じ「伊豆半島東方沖」を震源地として推定M5.7~M6.0、最大震度を5弱~5強とする情報で推移していたが、第8報から突如震源地を「静岡県東部」、推定M6.2、最大震度7の情報を発表した。その後の調査により、本地震の直前に小規模地震が多発していた為に震源の正しい特定ができなかったことや、一部プログラムにミスがあったことが原因であったと発表された。4月30日13時10分頃発生、M4.5(最大震度5弱:熱海市網代港付近)5月2日18時24分頃発生、M5.1(最大震度4:伊豆市、熱海市、伊豆の国市、横浜市、厚木市、真鶴町)期間:2006年(平成18年)4月17日~5月12日有感地震は49回、無感地震は3009回に及び、震度1以下の微弱震動は200回を大きく越えた。一連の地震活動の終息後も震度1程度の地震が稀に発生していた。ここでは、終息半年後~2年間の伊豆半島付近を震源とした主な地震について掲載する。陸上には気象庁や防災技術研究所の地震観測施設が設置されている。また、東京大学地震研究所は1993年から伊豆半島東方の海底にケーブル式の海底地震計を設置し地殻活動を常時監視している。
出典:wikipedia
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