アルメニアン・ダンス()は、アメリカの作曲家アルフレッド・リードが作曲した吹奏楽曲である。アルメニアの比較音楽学者であるコミタス・ヴァルダペット()の収集したアルメニアの民謡を素材として作曲された。5つのアルメニア民謡が続けて演奏される単一楽章の《アルメニアン・ダンス パート1》と、アルメニア民謡に基づく3つの楽章からなる《アルメニアン・ダンス パート2》がある。《パート1》と《パート2》を合わせて4楽章からなる1つの組曲であるが、それぞれ別の出版社から出版されており、その事情は公式には明らかにされていない。日本においては、作曲から40年以上経った現在も人気があり、プロフェッショナルの楽団に限らず、全日本吹奏楽コンクールの自由曲や演奏会のプログラムの1曲として取り上げる学校・団体は多い。特に《パート1》は、変化に富んだ曲想が好まれ、単独で演奏されることも非常に多く長く定着している。また、演奏会のメインプログラムとして全4楽章を演奏する例も見受けられる。※パート1・パート2とも、各曲の標題は異なる日本語訳が用いられるケースがある。1972年の夏に完成された。出版はサム・フォックス()。演奏時間は約11分。1973年1月10日、ハリー・ベギアン指揮、イリノイ大学吹奏楽団。この楽団の指導者であったベギアンに献呈された。5曲のアルメニア民謡のメドレーのような形式で、これ自体が1つの組曲のような構成になっている。《パート1》が出版されてから4年後の1978年に、アメリカのバーンハウス社()から出版された。演奏時間は約22分。1976年4月、ハリー・ベギアン指揮、イリノイ大学吹奏楽団。《パート1》と同じく、ベギアンに献呈された。
出典:wikipedia
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