畳堤(たたみてい)とは、既存の堤防の上に近隣住民の住居の畳をならべて堤防の嵩上げを行うものである。設置訓練など、日頃から地域住民間の協力や意思疎通が不可欠なため、適用できる場所は限られている。堤防の上部は欄干状になっており畳を立てかけるられる構造となっている。川の増水時には畳をはめ込み洪水を抑える。兵庫県の揖保川(たつの市龍野町、揖保川町、御津町)、岐阜県岐阜市の長良川、宮崎県延岡市の五ヶ瀬川の一部で見ることができる。当初は、コンクリートの堤防を嵩上げする計画があったが、地域住民より景観上の問題提起があり、調整を行った結果、畳堤の採用を行った経緯がある。関西自然に親しむ風景100選にも選ばれている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。