LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ポケットモンスター (ゲーム)

この項目では、株式会社ポケモン(設立以前は任天堂)から発売されているロールプレイングゲーム『ポケットモンスター』の本編シリーズについて記述する。カードゲーム、アニメ、スピオンオフのゲームを含む『ポケモン』全般については、ポケットモンスターを参照すること。ポケットモンスターシリーズは、「ポケットモンスター」、通称「ポケモン」と呼ばれる架空の生き物が生息している世界を舞台としたロールプレイングゲームのシリーズである。ゲームの主人公たるプレイヤーは、初めにポケモン研究家からポケモンをもらい(この時タイプがくさ、ほのお、みずの3種から選択することから、関連コミュニティ内ではこの3種のポケモンは「御三家」と呼ばれる)ポケモントレーナーとなり、各地に生息する野生ポケモンを捕獲して育て上げながら、物語の謎解きや他のポケモントレーナーとの勝負、そして友達との無数のバトルに挑む。最終的にポケモンを強く育ててポケモンリーグのチャンピオンを倒すことが物語上の目的であるが、この他にも全種類のポケモンを集めてポケモン図鑑を完成させることが大きな目標となっている。プレイヤーの持つポケモンを野生のポケモンと戦わせたり、NPCの繰り出すポケモンと戦わせる(ポケモンバトル)ことで、ポケモンは成長していく。オーソドックスなコンピュータRPGと同様に、ポケモンには1匹ごとに能力値を表すパラメータや成長の度合いを表すレベルなどが存在するが、プレイヤーキャラクターにはそれらの概念はないのも大きな特徴である。構造は『ウルトラセブン』に登場するカプセル怪獣で、スタッフもその旨を明言している。企画当初の名称である『カプセルモンスター』や、ボールから出す際の「いけ」や「頼むぞ」、戻す際の「もどれ」のかけ声もこれを意識したものである。一部のポケモンの中にはウルトラ怪獣を意識した姿をした個体も存在する。戦いや勝敗(ひいては生死)がある意味必然だったRPGでなどが、新鮮なゲーム要素としてユーザーに迎えられ、子供はもちろん大人にも愛用されている。また同時に2つ(後にそれ以上)のバージョンをリリースし、それぞれのプログラム側パラメータを違うものにしておくことでどちらかのバージョンでしか手に入らないポケモンを作る(それによってユーザー間のポケモン交換を促進する狙いがあった)など、ゲーム的にも商品としても新しい試みに挑戦して話題を呼んだ。『ハートゴールド・ソウルシルバー』以前の作品では、ゲーム内での解説文やわざの名前・キャラクターの台詞などには、基本的に漢字は使われず、ほとんどが平仮名表記だった。「円」は例外だが、これは通貨単位としての記号のような扱いである。また、『ルビー・サファイア』以降、「人」「回」も数量表示で使われるが台詞やメッセージには登場しない。しかし、『ブラック・ホワイト』以降では、「ポケモン赤・緑世代の人達にもう一度遊んでもらえるように」と大人にとって読みやすい漢字表記を導入している。なお、従来通りに平仮名のみの表記に切り替えることも可能である。外伝作品では、すでに『ポケモンコロシアム』の段階から漢字が使われていたが、振り仮名が振られていた。なお、「ポケモンマスター」や「(ポケモンを捕まえるという意味での)ゲット」等の単語はアニメが初出であり、ゲーム本編では使用されていない(ただしピカチュウ版にはピカチュウの「ゲットだぜ」アクションが存在する)。『ダイヤモンド・パール・プラチナ』中の台詞では「ほかく」という単語に置き換えられている。プラットフォームごとに記載。本編の他に据え置き型ゲーム機の対戦用ソフトとして、『ポケモンスタジアム』シリーズ、『ポケモンコロシアム』、『ポケモンXD』、『ポケモンバトルレボリューション』がある。『コロシアム』と『XD』では、上記の全地方から見て「遠く離れた土地」を舞台にした冒険も繰り広げられる。それ以外のゲームについてはポケットモンスター#関連ゲームソフトを、その他の「ポケモン」についてはポケモン (曖昧さ回避)を参照のこと。本シリーズに共通しているゲームシステムを述べる。特に本シリーズを代表する要素である、育成・対戦・通信といったものを中心に解説する。ゲームシステム上では以下の六つの世代に分類される。これらの世代という用語はファン用語であるが、説明するときの便宜上、このページや各関連ページなどで用いられている。なお、メーカー側もこのように各シリーズを分類をしているものの、「第○世代」という呼称は使用せず、シリーズ名を具体的に羅列することで表現している。例えば、「『赤・緑・青・ピカチュウ』バージョンとは通信できません」などのように表記される。同一の世代に分類されるものは、ストーリー等は異なっていてもほぼ同一のゲームシステムであり、高い互換性を持つ。たとえば、『ダイヤモンド』と『ハートゴールド』はストーリーや舞台は全く異なるが、互いに通信対戦や通信交換を行うことができる。他方で、世代の異なる作品同士の互換性は低い。第一世代と第二世代は双方向のポケモン移動が可能(ただし、第一世代に登場するポケモンでかつひでんマシン技を除く第一世代の技のみ覚えてる個体に限る)、第二世代と第三世代では一切のデータの互換性がない、第三世代以降は後世代への一方向のポケモン移動が可能である。データの互換性が低くなる理由は、世代が更新されるたびに新たなポケモン・わざ・アイテムなどが追加される為である。逆に言えば、世代が更新されない限り新ポケモンや新アイテムが追加される事はない。なお、一部例外はあり、たとえば、「はっきんだま」は第四世代の途中(『プラチナ』)で新たに追加されたアイテムである。そのため、このアイテムには「通信交換できない」等の特殊な制約がある。同一世代であっても後で発売されたソフトで追加された道具・技・フォルムは先に発売されたソフトには転送出来ない場合(同一世代内で後で発売されたソフト同士での転送(通信交換)なら可能)がある。なお、第三世代のGBA版でシステムの大きな刷新があり、これ以降を総括して「GBA版以降」と呼称する。基本的には「けいけんち(経験値)」の蓄積によるレベルアップという、多くのRPGと同じシステムとなっている。レベルの最大値はいずれのポケモン・シリーズにおいても100である。レベルアップに伴って能力値も上昇する。バトルにおけるポケモンの能力は、HP、こうげき(攻撃)、ぼうぎょ(防御)、とくこう(特攻:特殊攻撃の略)、とくぼう(特防:特殊防御の略)、すばやさ(素早さ)の6つから成り、「ステータス」とも呼ばれる。第一世代においては「とくこう」「とくぼう」がとくしゅ(特殊)という1つのステータスだった。『金・銀』で「とくこう」と「とくぼう」が新設された際、第一世代のポケモンではもとの「とくしゅ」の能力値をそのまま両方に受け継いだ者もいれば、いずれか一方だけもとの値が保持され、もう一方がより高い / 低い値に設定されたことによって強化 / 弱化された者もいる。これらの能力は技の効果などで一時的に上下することがある。「めいちゅうりつ(命中率)」と「かいひりつ(回避率)」は上記のステータスではないが、同様に一時的に変化することのあるパラメータである。ゲーム中で「こうげきが あがった」「かいひりつが さがった」などと表示されたときはこの一時的な変化が起こっている。この変化は段階的に起こるものであり、1つの能力に対し上下各6段階まで変化する。「○○が ぐーんとあがった / がくっとさがった」と表示された時は一気に2段階、「ぐぐーんとあがった / がくーんとさがった」と表示された時は一気に3段階以上変化している。この変化はあくまで一時的なものであり、ポケモンがバトルから離れたりバトルが終了したりすると元に戻る。一方、ポケモンコンテストにおける「コンディション」やポケスロンでの「パフォーマンス」という能力もある。前者についてはポロック (ポケットモンスター)の項目を参照。各々の能力ごとに、隠しパラメータがいくつか設定されている。ゲーム内はもちろん攻略本でも基本的には公開されていないが、公式ではポケモンごとに個性があるという表現で同じポケモンでも微妙な能力の差異があることを暗示している。これらのパラメータが、一見単純な成長システムに奥行きを与えている。なお、第二世代までと第三世代以降ではシステムが大きく異なる。GBA版から追加された要素。能力値への影響をはじめとして、ポロックやポフィンの好みの味(好きな味だとコンディションが少し多めに上がる)、一部のきのみの効果、『エメラルド』のバトルパレスでの行動パターンに影響する。ポケモンの性格は生まれつき決まっており、変化することはない。たとえば、「さみしがり」な性格のポケモンは「こうげき」が伸びやすく、「ぼうぎょ」が伸びにくい。また、「からい」味を好み、「すっぱい」味を嫌う。性格が影響する能力と好みの味の間には関係があり、伸びやすい能力に好きな味が対応している。例えば「こうげき」と「からい」味は対応している。この対応については下の表の最後の行に示す。「がんばりや」「てれや」「まじめ」「きまぐれ」「すなお」の5つの性格は能力値の変化や味の好みがない。これらの性格の場合、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では「すききらいなし」「なんでも よくたべる」と表示される。下の表は性格が能力値に与える影響を示したもので、数字は影響する能力値にかかる倍率であり、空欄は1倍である。『ハートゴールド・ソウルシルバー』『ブラック・ホワイト』ではポケモンの能力値表示欄で1.1倍になる能力が赤文字で、0.9倍になる能力は青文字でそれぞれ表示される。ポケモンの中には一定の条件がそろうと別のポケモンに「しんか」(進化)するものがある。ここでいう「進化」とは現実世界においてダーウィンが示した進化とは異なり、「成長」や「変態」に近い概念である。進化は不可逆であり、一度進化すると進化前の姿には戻ることができない(ただし、一部のポケモン図鑑には「進化前の姿に戻ってしまう」という内容の記述がある。ヤドランがその例)。例えばアチャモは進化するとワカシャモになり、さらに進化するとバシャーモになる。進化すると別のポケモンとなるため能力が大幅に変わる。多くの場合は能力が上昇するが、例えばポリゴン2からポリゴンZへの進化のような一部の能力が下がるものやハクリューからカイリューに進化する事によるタイプの追加・変化、ヤルキモノからケッキングの進化における特性の変化、また進化前のポケモンのみの防御力を大幅に上昇するアイテム「しんかのきせき」などが存在し、完全には「進化したほうが強い」とも言い切れない。また、進化させるタイミングによって最終的にステータスに差が出ることは無い。第一世代の一部書籍に「ぎりぎりまで進化キャンセルした方がいい」「遅いレベルで進化させると能力が大幅に上がる」という説明があったが、これはきそポイントが反映されてから進化させた影響によるものである。一方で、レベルアップによる進化をするとレベルアップで覚える「わざ」を覚えるレベルが遅くなる傾向がある。たとえば、ワカシャモは「スカイアッパー」をレベル50で覚えられるが、バシャーモに進化するとレベル59にならなければ覚えられない。また、一部の覚えられる「わざ」が変わったり、追加されたり無くなったりすることもある。このパターンは『ルビー・サファイア』になってから多くなっている。たとえば、アチャモが覚えられる「ほのおのうず」はワカシャモに進化すると覚えられなくなるが、かわりに「ビルドアップ」を覚えられるようになる。「しんかのいし」を使って進化させる場合は「わざ」をレベルアップでほとんど覚えられなくなることが多い。そのため、ポケモンが覚える「わざ」を把握したうえで進化させることが望ましい。ただし通信交換によって進化するポケモンの場合はそのような現象はあまりない。進化していないポケモンは俗に「たねポケモン」と呼ばれ、後発作品で「進化前」として追加されたポケモンは「ベイビィポケモン」と呼ばれているが、もともとポケモンカードゲームの用語でありゲーム中では用いられない。現在はカードゲームでも「ベイビィポケモン」の呼び名・分類は廃されており、進化しないたねポケモンとして扱われている(例:ポケモンカードゲームLEGENDシリーズのピチューはピカチュウに進化することはできない)。ポケモンの進化は基本的に一定のレベルに達すると行われる(「レベル進化」と呼ばれる)が、以下のような特殊な進化も存在し世界観に深みを与えている。レベルアップで進化する場合は、進化中にゲーム機のBボタンを押すことによって進化を中止させられる(「進化キャンセル」と呼ばれる。ただし、レベルアップ進化以外では進化を始めるとキャンセルできなくなってしまう)。また、『金・銀』以降ではポケモンに「かわらずのいし」という道具を持たせることであらゆる進化を未然に阻止することができる。野生のポケモンや敵トレーナーが使用するポケモンの中には、本来進化するレベルよりも低いレベルで進化後の形態になっているものもいる。また、レベルを下げる手段が現時点では存在しないため、レベルが100になってしまうと二度とレベル進化ができなくなってしまう(レベルアップ以外の進化はレベル100でも行える)。『金・銀』から追加された要素。オスとメスと同時に、ポケモンを預けると冒険している間に預けたポケモンの経験値を蓄積させ、レベルを上げてもらえる施設である「そだてや」に預け、しばらく冒険すると「タマゴ」が手に入り、やがてポケモンが孵る。オスとメスは後述のタマゴグループが同じならば別の種類のポケモンでも構わない。この場合、孵るのは原則としてメスと同じ種類の一番進化前のポケモンとなる(片方がメタモンである場合はメタモンでない側となる)。ただし、メスがイルミーゼの場合はバルビートかイルミーゼ、ニドラン♀の場合はニドラン♂かニドラン♀のどちらかが生まれる。孵ったばかりのポケモンのレベルはすべて同じ(第二/第三世代はレベル5、第四世代以降ではレベル1)であり、預けたポケモンから「わざ」などを受け継ぐことができる(後述)。すべてのポケモンのペアからタマゴが得られる訳ではない。下記の「タマゴグループ」と呼ばれる分類が一致している必要がある。これは後述の「タイプ」とは別物であり、生物的な雰囲気の似ているポケモンが同じグループに属している。2つのグループを持つポケモンもおり、この場合は少なくとも一方が一致していれば良い。タマゴグループ『ルビー・サファイア』以降で新たに追加された進化前のポケモンのタマゴを得るためには、預けるポケモン(オス・メスどちらでもよい)に特定のアイテムを持たせる事が必要となる(例:タマンタの場合、マンタインに「さざなみのおこう」を持たせて預けるなど)。タマゴから孵るポケモンは、預けたポケモンのわざを条件次第で引き継ぐことができる。通常は先に述べた孵った時点でのレベルまでに覚えるわざを覚えた状態で孵るが、以下の条件を満たしていればそのわざを優先的に覚えた状態で生まれる。『金・銀』の冒頭で「今までポケモンがどこから生まれるのか謎だったが、『ポケモンのタマゴ』がついに発見された」という話が語られるが、直接の前作との間ですら矛盾が見られる。例としては『赤・緑』のポケモン図鑑内で、他のポケモンの卵を食べたり産卵のために川を上るポケモンについて触れられている。哺乳類系や無機物系など、卵から産まれることに違和感のあるポケモンもいる。公式ガイドブックなどによると「『タマゴ』は必ずしも『卵』ではなく、保育器のようなもの」との設定が存在する。設定ではポケモンが卵を産む瞬間は一切目撃されていないということになっており、「産んだ」証拠がない以上、タマゴはあくまでも「どこからかいつのまにか持ってくる」ものとされている。ゲーム内や(『金・銀』以降の)関連書籍でも決して「産む」という表記はされていないが、「親」「子」などの表現は使用されている。『ポケモンX・Y』のヒヨクシティにいるおじさんが正確には、ポケモンのゆりかごと語っている。ポケモン同士が戦うシステムである。ポケモントレーナー(ポケモンを扱う人。本シリーズの主人公もポケモントレーナーである。「トレーナー」と略される)は、ポケモンに対して指示を出す役割を担う。トレーナーは道具を使ってポケモンを援護することもできるが、あくまで補助的なものでありトレーナー自身が直接ポケモンに対して攻撃したり、逆にポケモンを使ってトレーナーを直接攻撃する事は出来ない。ポケモン同士の戦いのみが許される。バトルには野生ポケモンとのバトルと、ポケモントレーナー同士のバトルがある。野生ポケモンとのバトルは、歩いていると突然野生のポケモンが出現(エンカウント)して発生するバトルである。野生のポケモンが出現する場所は草むら・洞窟・海などの自然地だけで、通常町なかで出現することはない。ポケモントレーナー同士のバトルは、各地にいるポケモントレーナーに戦いを挑んだり挑まれる事によって発生する。トレーナーは6体までのポケモンを持つことができる(これを手持ちポケモンという)が、バトルの時は原則として1体ずつのポケモンを繰り出す(シングルバトル)。バトルが始まるとトレーナーはターンごとに、1.「わざ」を1つ選ぶ、2.戦闘させるポケモンを入れ替える、3.道具を使用する、のいずれか1つを選択する。野生のポケモンとのバトルに限り、逃げる、通信対戦時は降参するという選択肢もある。なお、通信対戦では道具の使用は出来ない。互いのポケモンは技を繰り出し合い、どちらかのHPが0になるまで戦う。HPが0になるとポケモンは「ひんし」(瀕死)状態となり、戦闘不能となる。野生のポケモンとのバトルであれば、この時点でバトル終了である。野生のポケモンは「ひんし」にさせる以外に捕獲することもできるが、これは捕獲の節で述べる。トレーナー同士の対戦であれば、「ひんし」状態になった時点で、そのポケモンは強制的にモンスターボールに戻され、「ひんし」状態でない手持ちポケモンがまだ存在する場合は新たなポケモンを繰り出さなければならない。どちらかの手持ちポケモンがすべて「ひんし」状態になった時点でバトル終了となる。負けたトレーナーは所持金の一部を賞金として支払わなければならない。なお、野生のポケモンとのバトル時には逃げることもできる(逃げられない場合もある)が、トレーナー同士のバトルの場合は一度戦いを挑んだり挑まれたりすると逃げることはできない。GBA版以降は、以下に示す特殊なバトル形式が追加されている。通信対戦では、従来通りのシングルバトルかこれらの方式か選ぶことができる。アニメ版では現在の所、ローテーションバトルが行われた事はない。野生ポケモン(あるいはゲーム中の特定のイベントなどで対峙するポケモン)とのバトルでは、そのポケモンを「モンスターボール」などの捕獲道具で捕獲する事が出来る。バトル中にモンスターボールなどの道具を投げつけるとポケモンを捕獲できる可能性があるが、ポケモンのHPが多く残っているなど元気なうちは捕獲成功率は低い。「わざ」を使って相手を弱らせたり、何らかの状態異常(「ねむり」「どく」「まひ」など。ポケモンの状態異常の節で述べる)にしたりすれば捕獲成功率は上昇するが、HPを0にしてしまうと上述の通りバトルが終了してしまう。アニメ版ではポケモン同士のバトルではなく、人間自らが戦い、ポケモンを弱らせて捕獲する描写が(1度だけ)あるが、もちろんゲームでは不可能である。基本的に他のトレーナーが所有するポケモンを捕獲して奪う事は出来ない(トレーナーのポケモンにボールを投げると弾かれる)が、ポケモンコロシアムとポケモンXDにおいて、悪の組織に改造されたポケモンを奪い返すという名目においてのみ許される(この行為は「スナッチ」と呼ばれる)。『コロシアム』では通常のポケモンをスナッチしようとすると作中のヒロインに止められてしまい、『XD』では主人公の持つ機械が作動しない為、いずれもスナッチ出来ない。アニメ版ではトレーナーが所有するポケモンに別のトレーナーがモンスターボールを当てても、そのポケモンには反応しないといった描写がある。なお、同一世代でも、その世代の一方のバージョンのみに出現する野生ポケモンが存在し、図鑑の完成には対になるバージョンの通信交換を要するものもある。その他、通常のプレイ進行では捕獲不可能(入手方法がアニメ映画の前売り券などの特典や懸賞などでの期間限定の配布に限られる)なポケモンが存在し、これらは「幻のポケモン」と呼ばれ、並外れて高いステータスを有するものがほとんどである。特に過去に配布でのみ入手できたポケモンは、現時点では入手できる手段が存在しない。また、通常のプレイ進行で捕獲できるポケモンでも、イベントなどで配布されるものについては、通常の方法では覚えられない技を所持しているものがある。1体のポケモンは、「わざ」(以下「技」と表記)を4つまで覚えることができる。技には相手を攻撃するもの(攻撃技)、自分や相手の能力を変化させるもの、相手を状態異常にするもの、場の天候や状態を変化させるもの、自分のHPを回復するものなどがある。攻撃技以外の技は「へんかわざ」と分類され、俗に「補助技」などと呼ばれている。技以外の攻撃方法、いわゆる「通常攻撃」は本編では基本的に存在しない。例外として『ハートゴールド・ソウルシルバー』における「ポケウォーカー」内での戦闘で「こうげき」・「かわす」という技以外の攻撃や防御が行われる。技はポケモンごとに指定された特定のレベルに達した時に覚えるほか、「わざマシン」「ひでんマシン」といったアイテムで覚えさせたり、各地にいる特定の人物から教えてもらうことができる。技を4つ覚えた状態で新たな技を覚えさせる場合、覚えている4つの技のうちのどれかを忘れさせなければならない。このとき、「ひでんわざ」は忘れさせる事が出来ないので、あらかじめ「わざわすれじいさん」という人物に忘れさせてもらわなければならない。忘れさせた技のうち、レベルアップで覚えた技は、「わざおしえマニア」という人物に思い出させてもらう事が出来る。技には個別に以下のパラメータが設定されている。また、技は「ぶつり」「とくしゅ」および「へんか」(第四世代以降)の3つに分類されるほか、1つのタイプ(ポケモンのタイプと共通)を持つ。さらに、特殊な効果や使用条件がある技も多い。個々の技についてはポケットモンスターの技一覧 (あ-こ)・(さ-の)・(は-わ)を参照。本項は「わざ」の仕様が述べられているが、技の性質はポケモンや周囲の状況で大きく変わってくる。他にも様々なポケモン・タイプ・効果が複雑に絡みあっており、ゲームのみならずアニメ・漫画のバトルにおいても奥深い組み合わせと戦い方を生み出している。すべてのポケモンには、その性質を表す「タイプ」が設定されている。これはほかのRPGにおける「属性」に相当する。タイプは全18種類あり、ポケモンの種類によって1つまたは2つを持つ。例えばピカチュウはでんきタイプ、ギャラドスはみず・ひこうタイプとなっている。前述したようにポケモンが覚える各種の技にもそれぞれ1種類のタイプが設定されており、ポケモンは自身のタイプと同じタイプの技を多く覚える傾向にある(ただしソーナンスなど自身のタイプの技をほとんど覚えない例外も存在する)。例えば、ピカチュウなら「でんじは」「10まんボルト」といったでんきタイプの技を中心に覚える。各技のタイプと技を受けるポケモンのタイプには相性が存在し、組み合わせによっては効果が大きくなったり逆に効果を失ったりもする。でんきタイプの技を例に挙げると、みずタイプとひこうタイプのポケモンには大きな効果を上げるが、くさタイプのポケモンにはあまり効果的でなく、じめんタイプのポケモンには一切通用しない。ただし「みらいよち」「わるあがき」などごく一部の技は相手のタイプに影響を受けずダメージを与える性質を持っている。また本来効果のないタイプに対する攻撃を有効にする技(「みやぶる」「じゅうりょく」など)や特性(「きもったま」)、アイテムもある。威力が設定されている攻撃用の技の場合、その技のタイプとそれを出すポケモンのタイプが同じ場合、技のダメージは通常の1.5倍になる。ダメージを与えない技(第四世代以降では「へんかわざ」に分類される)については、原則としてタイプの影響を受けない。たとえばゴーストタイプの技「あやしいひかり」は、ノーマルタイプにもエスパータイプにも等しく有効である。しかし、相手を状態異常にする技では無効タイプには効果がない場合もある(でんきタイプの「でんじは」がじめんタイプに効かないなど)。ジムリーダーならびに四天王の所有するポケモンは多くの場合、特定の1つのタイプを持つものに偏っている。通常トレーナーでも偏ったタイプを使用する系統が存在する(「からておう」はかくとうタイプ、「サイキッカー」はエスパータイプなど)。相手の属性・相性を知っていれば攻略が容易になるためポケモンマスターへの登竜門としては適しているが、第一世代からワタル(ドラゴンタイプのポケモンが少数で、プテラなどを使用する)やキクコ(ゴーストタイプの技「あやしいひかり」などを使うゴルバットだけでなく、アーボックも使用する)など、イメージが主体で純粋なタイプ特化ではないケースも多い。作品上、その属性のポケモンの種類が少ないという関係もある。『ダイヤモンド・パール』のオーバはほのおタイプの四天王にも関わらず、ほのおタイプが少なかったが、『プラチナ』では全てほのおタイプで統一された。左が攻撃側、上が防御側。(各ポケモンの持つ特性や場の状況などによる効果は考慮していない)ダメージにかかる補正は以下の通り。ただし、『ポケモン不思議のダンジョン』では相性による補正値が異なる。アニメや漫画などの関連作品でもタイプによる有利不利があるものの、本編のゲームではダメージになり得ない技が通じることがある。例えばじめんタイプのポケモンにでんきタイプの技を使用しても効果がある(イワークにピカチュウの電撃が通用する)といった具合である。ただし、じめん・みずタイプであるヌオーにでんきタイプの技が効かない描写など、同作品内でも場合によって相性の適用方法にばらつきがある。カードゲームや『ポケモン不思議のダンジョン』もタイプによる無効化が存在しない世界観である。ポケモンが技によって攻撃したときに受けるダメージは、攻撃側の「レベル」「こうげき」「とくこう」、防御側の「ぼうぎょ」「とくぼう」、及び上述のタイプなどに依存する。ポケモンの技は、ぶつり(物理)攻撃ととくしゅ(特殊)攻撃の2つに大別される。物理攻撃では、攻撃側の「こうげき」が高いほどダメージが多く、防御側の「ぼうぎょ」が高いほどダメージが少なくなる。「とくこう」と「とくぼう」は影響しない。逆に特殊攻撃では、「とくこう」と「とくぼう」が同様にダメージに影響し、「こうげき」と「ぼうぎょ」は影響しない(なお、第一世代では攻撃側と防御側の「とくしゅ」がダメージに影響する)。ただし第五世代では、攻撃側の「とくこう」と防御側の「ぼうぎょ」でダメージ計算する技も存在する(その逆はない)。また、能力にかかわらず相手のHPを半分にする「いかりのまえば」や、一撃でHPを0(ひんし)にする「ぜったいれいど」など、固定量のダメージを与える技もある。ある技が物理攻撃であるか特殊攻撃であるかは、GBA版までは以下のように技の属するタイプによって決められている。第四世代以降では各タイプにそれぞれ物理・特殊攻撃技が設定されている。例えば「ほのおのパンチ」(ほのお)「かみくだく」(あく)などの打撃を伴って攻撃する「直接攻撃」技や、「タネマシンガン」(くさ)「ゆきなだれ」(こおり)のような実体のある物で攻撃する技は物理技で、「ヘドロばくだん」(どく)「どろかけ」(じめん)といった固体ではない物で攻撃する技、「はかいこうせん」(ノーマル)「きあいだま」(かくとう)などのエネルギーをぶつけて攻撃する技は特殊技といった具合である。なお、「くさむすび」(くさ)「しぼりとる」(ノーマル)「はなびらのまい」(くさ)という技だけは特殊攻撃でありながら直接攻撃(相手に触れる攻撃)扱いになっている。ポケモンはバトル中に技を受けるなどすることで、ほかのRPGでの「病気」に似た概念である特殊な状態になることがある。これは状態異常と呼ばれる。ポケモンの状態異常はバトル中、移動中に関わらず、ステータス画面やバトル画面で確認可能である。状態異常は特定のアイテムや技を使ったり、特性が発動したりすることで回復し、状態異常のない普通の状態に戻る。状態異常は重複せず、既に何らかの状態異常であれば他の状態異常になることはない。バトル終了後も回復しないが、ポケモンセンターなどを利用することで回復することができる。トレーナーがバトル中に使用できる道具は、捕獲に使用するモンスターボール、HPを回復させるきずぐすりや状態異常を治療するなんでもなおしなどの回復アイテム、一時的に能力値をブーストする戦闘用アイテムなどがある。これらは戦闘用アイテムを除き、通信対戦においては使用出来ない(意味がない)。『金・銀』以降はポケモンに道具を一つだけ持たせることができる。これは一般的なRPGにおける装備と同じもので、あるタイプのわざの威力を高めたりするなどの効果がある。また、きのみを持たせることでバトル中にポケモンがそのきのみを消費してHP回復などの効果が得られるようになる。さらに、保有する特性や技との兼ね合いで、自らやけどやもうどくなどの状態異常にするためのアイテムを消費することで、攻撃力や素早さなどを高める場合もある。GBA版からは、新たに「とくせい」(以下「特性」と表記)と呼ばれるステータスが追加された。各ポケモンごとに1 - 3種類の特性が設定されており、通常は2つ設定された特性(通常特性)のうちのどれか1つを有する(もともと1つしか設定されていないものもある)。なお、ブラック・ホワイトからポケモン・グローバル・リンク内のサービスであるポケモン・ドリーム・ワールド(終了済)で入手できた個体は3番目の特性を持っており、「隠れ特性」あるいは「夢特性」と呼ばれる。現バージョンでは群れバトルなど特殊な状態でのプレイで3番目の特性を持つ個体を入手できる可能性がある。特性によって、次のような効果が発生する(一例)。具体的な特性の内容については、ポケットモンスターの特性一覧を参照。通信ケーブルやワイヤレスアダプタ、DSワイヤレス通信などを用いて様々な通信プレイが楽しめる事はシリーズの醍醐味の1つである。シリーズは大きく2つのグループに分けられる。同じグループ内であれば何らかの形で通信プレイが可能だが、別のグループとは直接的にも間接的にも通信は不可能である。手持ちのポケモンを他のプレイヤーと戦わせる事が出来る。基本的なゲームシステムは本編と同じだが、道具の直接的な使用は出来ない。ただ、攻撃力や防御力を高めたり、状態異常に陥った際に自動的に回復させたりするための道具をバトル開始前に持たせる事は可能で、消費などで失われてもバトル終了時に全て元に戻る。『金・銀』以降では勝敗数が記録されるが、ここでの勝敗はストーリーに影響が無い(「トレーナーファンクラブ」の人気具合には影響する)。敗北によるペナルティも無い。統一されたルールの元、全国でチャンピオンを決定する大会も開催される。また、個人的なオフ会においても人気のある通信プレイである。手持ちのポケモンを交換することができる。一部のソフト・ポケモンを除き、無条件で交換は可能である。ポケモン図鑑を完成させるためには必須な要素でもある。シリーズで最初に発売される1組2つのカートリッジを揃えれば、少なくともその地方に存在するポケモンのコンプリートは可能。『青』や『エメラルド』などのマイナーチェンジ版は、最初の2バージョン両方が無ければコンプリートが出来ない。仲間にしたポケモンにはそのプレイヤーと同じ「IDナンバー」が付けられ、他人からもらったポケモンと区別される。IDナンバーが異なる、つまり他のプレイヤーが捕まえたポケモンを送り込むとそのポケモンは経験値を多く貰えるが、ゲームをあまり進めていない状態(全ての「ジムバッジ」を獲得していない状態)では、レベル次第ではプレイヤーの指示を無視してしまう事がある。ゲームを進めて「ポケモンジム」をクリアし、ジムバッジを手に入れると高レベルのポケモンも扱えるようになる。これらはゲーム内のNPCと交換したポケモンや配達員から直接受け取ったポケモンの場合も同様である。第四世代以降ではプレイヤーの住む現実の地名を登録しておく事が可能で、交換相手が登録していた地名が地球儀「ジオネット」に記録される。なお、この機能は後述のWi-Fiを利用した通信においても有効である。通信交換の特殊な形態。特定イベント発生以後利用可能になる。『金・銀・クリスタル』から、前作である『赤・緑・青・ピカチュウ』と通信する場合に利用される。続編である『金・銀・クリスタル』において、過去の世界と通信するという設定になっている。『赤・緑・青・ピカチュウ』に存在しないポケモン、および存在しない技を覚えたポケモンは送れない(このポケモンをひとつ手持ちに含んだだけで『金・銀・クリスタル』側ではじかれる)が、通常通りの通信交換が可能である。『赤・緑・青・ピカチュウ』の「けつばん」を『金・銀・クリスタル』に送った場合、『金・銀・クリスタル』で番号が存在するポケモンの場合はそのポケモンに変化する。厳密には通信交換ではないが、タイムカプセルのように他作品との通信手段である。ニンテンドーDSのダブルスロット機能を利用し、第三世代(GBA版)のソフトにいるポケモンを第四世代のソフトに転送するときに使用する。第四世代のゲーム内に存在する「パルパーク」という施設にGBA版のポケモンを放して、改めて捕まえ直すことで第四世代のソフトに加える事が出来る。ゲーム内でも明示されるとおりGBA版に送り戻す事は出来ない。2台のニンテンドーDSを利用し、ダウンロードプレイを活用する形で第四世代のソフトにいるポケモンを第五世代のソフトへ転送する時に使用する。ミニゲームで捕まえ直してから『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』で仲間に出来るようになる。パルパークと同様に『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』から第四世代に送り戻すことはできない。また道具を持っていく事が出来ず、ポケモンに持たせていても強制的に第四世代側のバッグに戻されてしまう。なお『ブラック・ホワイト』には「転送マシン」という類似のシステムが存在する。これは映画関連の特別なポケモンを同作へ送るためのもので、エンディング前から利用できる・ミニゲームがないなどの違いがある。やはり送り返せない。インターネット等を介して行われる特殊な通信である。遠距離のプレーヤー同士でポケモンの通信交換や対戦を行う事が出来る。なお、知り合い同士で通信する場合電話やメールなどで連絡を取り合えばよいので特別な意思疎通の手段は必要ないが、DS版のニンテンドーWi-Fiコネクションでは互いに登録した知り合い同士の通信ではマイクを使用しての「ボイスチャット」を利用する事も出来る。一方、見ず知らずの人と交換・対戦を行う際のプレーヤー間の意思疎通は制限されている。しかし、『クリスタル』では32文字まで自由に文字入力できるアイテム「メール」をポケモンに持たせ、交換する事が出来た。『クリスタル』では、モバイルアダプタGBを使用した通信が可能である。『ダイヤモンド・パール』以降ではニンテンドーWi-Fiコネクションなどインターネット通信を利用して行われる。『クリスタル』同様、知り合い同士及び見知らぬ人との交換・対戦を行えるなどのサービスを行っている。主なサービスは以下の通りである。作品ごとに存在する特殊な通信プレイを記載する。ポケットモンスターのビジネスは国際的に展開されており、ゲームもさまざまな言語に翻訳されている。ただし現在のところ日本語以外ではハングル版の『金・銀』および第四世代以降の本編ソフトを除くと欧米の言語のものしか発売されていない。よって中文版などは多数の海賊版が存在する。『金・銀』以前では他言語版同士の通信は文字コードの問題などで不可能である。強引に行おうとするとデータに異常をきたす恐れがあるとして、公式サイトからも行わないように注意されていた。『ルビー・サファイア』以降のGBA版同士では、一部制限はあるものの可能であり、説明書などでは明記されていないものの半公認となっている。以下、簡潔に説明する。『ダイヤモンド・パール』以降では他言語同士の通信がWi-Fiコネクションも含めて全面的に可能である。他国版のプレイヤーが捕まえたポケモンは同じ言語版で交換したポケモンよりもさらに経験値が多めに貰えるなど、積極的な国際交換を促す仕掛けが用意されている。また、『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』では日本語版でハングルの表示も可能になり、No.493以前のポケモン(『ダイヤモンド・パール』以前に発見されている)に対応する、発売されている全言語版の図鑑データが収録されている。『X・Y』では全世界同時発売を目的にゲームが制作された為、どの地域でソフトを購入しても言語が選択でき、全てのポケモンの全原語版のデータが参照できるようになっている(もちろん、全原語版のデータを所有する事が条件である)。『サン・ムーン』では簡体中文版、繁体中文版を発売する事が発表されている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。