『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』(もぎたてチンクルのばらいろルッピーランド、"Freshly-Picked Tingle's Rosy Rupeeland")は、2006年9月2日に任天堂より発売されたニンテンドーDS用ソフト。開発はバンプール。ゼルダの伝説シリーズで『ムジュラの仮面』より登場している(日本では)人気キャラクター・チンクルが主人公のスピンオフ作品。略称は「もぎチン」。正統派のゲームが多い任天堂にしては非常にシュールかつブラックな内容であった。ただし、シリーズで培ってきたチンクルというキャラクターと、アーティスティックでシュールな作風で名を馳せたラブデリックからの系統であるバンプールの作風を考えれば当然だともいえる。なお、バンプール同じくラブデリックの系譜であるスキップは現在任天堂の子会社に近い位置付けとなっているが、そのスキップ開発ゲームと同様に田邊賢輔がプロデューサーを担当した。お金をメインにしたRPGはあまり例が無く、斬新な基軸を打ち出しつつも作業的な要素を抑えて謎解きを重視した作りになっている。また、お金の稼ぎ方もイベントである人助け以外に、料理を作って売る・地図を記入して売るなど複数の方法が用意されているためプレイヤーのスタイルに合った遊び方が可能となっている。好みを選ぶ作風ではあるが、他に真似できない独特な世界観や自由なプレイスタイルが可能なシステムなどにより、雑誌やインターネット上サイトのレビューなどでも概ね高評価を得ている。ゲームに合わせてか広告も独特かつシュールな手法が用いられた。具体的には、公式サイトオープン以前から任天堂ホームページ上に「チンクルブログ」というコーナーが作られ(なお、「最新情報」の記事には意図的に告知されなかった)、宣伝が行われていた。2009年8月には続編『いろづきチンクルの恋のバルーントリップ』が発売された。毎日を無気力に過ごしていた35歳無職の独身男はある日、お告げに導かれて泉へ足を運ぶ。そこで男を待ち受けていたのは「ルピーの達人」を自称する謎の老人・ルピじいであった。ルピじい曰く、コツコツとルピーを稼いで泉に投げ込むといつの日か酒池肉林の夢の楽園・ルッピーランドへ行けるのだと言う。こうして、「チンクル」と言う名を与えられた35歳独身男のルッピーランド行きを目指す日々が始まったのであった。このゲームにおける「ルピー」はゼルダの伝説シリーズにおける「通貨」としてのみならず、もっと広く重要な意味を持っている。町へ入る際には関所の通行料を支払わなければならず、店では「あいさつ料」を要求され、買い物に際しては価格交渉を強いられる。この世界では「ルピー=命」であるため、ルピーの支払いや受け取りなど交渉をうまくしなければならない。チンクルの所持しているルピーが尽きてしまうとチンクルが死んでしまい、ゲームオーバーとなる。ルピーを稼ぐ方法は主にの3通りであり、稼いだルピーを泉に投げ込むとタワーが伸びて新しいエリアへ行けるようになる。各エリアにある「サロン」で用心棒代を支払って契約する。総勢30名で、内3名は「流れの用心棒」でサロンには顔を出さない。彼ら用心棒は体格(大中小)により特性が違うほか、性格(怠惰、普通、好戦的)もそれぞれ異なる。彼らの体力はリンク同様ハートで表現され、ハートが尽きると横に寝転がってしまう(契約終了)が、「流れの用心棒」以外はその場で再契約をすることにより復活する。ここでは、クリアに必須であるスーパールピーを守護しているボスのみを紹介する。スーパールピーは通常のルピーとは異なり、貨幣としては使用できない。この世界には3つの大陸があり、それぞれにいくつかの島がある。島と島はデューク兄弟に橋でつなげてもらうことができる。
出典:wikipedia
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