株式会社京都ホテル(きょうとホテル、)は、京都府京都市中京区に本社を置くホテル運営会社。主要施設の京都ホテルオークラは京都の老舗ホテルの一つである。京都ホテルオークラの起源は神戸の実業家、前田又吉が1888年に川端二条で創業した旅館「京都常盤」である。前田は旧勧業場跡地(現所在地である河原町御池、幕末期は長州藩邸の所在した場所)の払い下げを受け、1890年に洋風木造建築の「常盤ホテル」を日本土木会社(現・大成建設)の施工で竣工、開業させた。常盤ホテルは1894年に井上喜太郎によって買収され、平安遷都1100年記念式典の行われる1895年に「京都ホテル」として営業を再開。1928年には鉄筋コンクリート構造・7階建ての新館が清水組の設計・施工で完成した。1991年12月、総合設計制度の適用を受け、高さ60mの高層ビル「京都ホテルおいけ本館」の建設に着手、1994年に竣工した。このホテル改築をめぐっては京都の景観を破壊するとの反対意見も根強く、激しい論争が繰り広げられた。高さ60mは、京都市中心部のビルでは京都駅ビルと並んで最も高い。現在では総合設計制度の活用が廃止されたため、中心市街地にこのような高層ビルを建てることは困難となっている。2001年に京都ホテルは経営再建策の一環としてホテルオークラとの業務提携を決定、2002年にオークラホテルズ&リゾーツに加盟して本館の名称を「京都ホテルオークラ」に改めた。株式会社京都ホテルは1927年に設立。1969年10月1日に京都証券取引所に上場、2001年3月1日に大阪証券取引所市場第二部に上場した(大証・京証合併のため)。さらに、2013年7月に大阪証券取引所が東京証券取引所との現物株統合により、東京証券取引所市場第二部に上場した。1977年以降はニチレイが筆頭株主となり経営支援を続けていたが、2005年1月にホテルオークラが株式譲渡を受け筆頭株主になった。
出典:wikipedia
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