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ハーネルMP28短機関銃

MP28は、ドイツで開発された短機関銃である。MP18は、当時ベルグマン社の支配人であったセオドール・ベルグマンを中心とした開発チームにより小型軽量の機関銃を研究し1917年に開発された短機関銃で、翌年にはドイツ陸軍に正式採用されている。そして、短機関銃として第一次世界大戦中に世界ではじめて実戦投入されたMP18は、主に狭い塹壕戦で活躍したとされる。しかし、当の戦争で帝政ドイツ軍は敗北した。十分な戦果を挙げたにもかかわらず、MP18は戦後ドイツ軍からは冷遇され、その全てが警察用として払い下げられてしまう。そして、ベルグマン社自体も大戦後は短機関銃の開発に消極的になったことから、開発チームの1人で短機関銃の開発に積極的であったヒューゴ・シュマイザーは、父ルイス・シュマイザーの引退とともにベルグマン社を去り、新たに移籍したヘーネル社で翌年から引き続き短機関銃の開発を続けることとなった。その後、ドイツ警察内で新たにMP18にかわる短機関銃導入の話が上がると、シュマイザーは新たに短機関銃の研究を開始した。新型短機関銃の開発はヒューゴ・シュマイザーを中心に行われ、MP18への改良設計を行いMP28として設計開発された。MP18からの主な改良点は弾倉(マガジン)の変更で、MP18がルガーP08用のスネイル型弾倉を流用していたのに対し、専用の箱型複列弾倉に変更され、機関部横に大型の給弾口が設けられた。銃床は木製で形状に変更は無く、また、MP18はフルオート射撃しかできなかったのに対し、セミ・フルオート射撃用のセレクター機構が装着されている。製造は、1934年から主にヘーネル社で生産され、ドイツ警察に対し大量に納入している。その後、MP28はその後政権を取得したナチス・ドイツの武装親衛隊での制式短機関銃となった。武装親衛隊の制式短機関銃となったMP28は、その他にも外国に大量に輸出されている。また、1936年にスペインにて起こった内戦(スペイン内戦)では、MP28はナチス・ドイツが派遣した義勇軍「コンドル軍団」により初めて実戦投入された。連射速度が速くて取り回しやすいMP28は、主に市街戦で活躍し、その有効性を大いに示した。短機関銃の有効性を確信したナチス・ドイツは、内戦翌年からは新たにMP28に変わる短機関銃の開発を計画し、1938年にMP38を開発、量産を行っている。さらに改良型であるMP40が大量生産されるようになると、前線の武装親衛隊も国防軍と同様にMP38/MP40に装備を更新したため、MP28は警察や占領地の治安維持部隊など、後方部隊に回された。また、第二次世界大戦中1945年のベルリンの戦いでは、国民突撃隊がMP18/28を使用し、ソ連軍と激しく交戦している。なお、海外に輸出が行われたMP28は、その原型のMP18とともに世界各国で影響を与えた。日本にも輸入され(ベ式機関短銃、獨國一九二八年式機関短銃、シマイセル自動短銃などと呼称)、海軍陸戦隊に配備された他(写真)、日本陸軍の機関短銃開発の研究素材にもなり、1939年の一〇〇式機関短銃の開発につながっている。イギリスでは社からMP28のコピーであるランチェスター短機関銃が生産され、1941年にイギリス海軍と空軍、両方で採用している。他にも、ソ連では第二次大戦前、MP18/Iを参考に改良、ドラム式弾倉(こちらはフィンランド軍のスオミ KP/-31の物をコピー)を装着したPPD-40を開発している。戦争映画では、第三帝国のシンボル的なMP38やMP40と比較して、知名度の低さのためか画面に登場する事は少ない(時代設定が1938年以前の作品でも、本銃ではなくMP38やMP40が登場してしまう間違いが多い)。しかし、第一次世界大戦を舞台とした作品では、逆にMP18の代役としてMP28が使われることも多い(約1年しか製造されなかったMP18が稀少品で、かなり市場に出回ったMP28の方が入手難易度が圧倒的に低いため)。

出典:wikipedia

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