ふよう1号（JERS-1：Japanese Earth Resources Satellite-1）は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた地球観測衛星である。平成4年（1992年）2月11日にH-Iロケット9号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。全陸域のデータを取得し、資源探査を主目的に、国土調査、農林漁業、環境保全、防災、沿岸監視等の観測を行うことを目的とした。日本初の合成開口レーダー搭載衛星。地表のみならず地中の岩盤なども探査可能。高度約570kmの太陽同期準回帰軌道 傾斜角約98度 周期約96分宇宙考古学の先駆けとしてのピラミッド基礎探査に利用され、日本の調査隊による古代エジプト遺跡の発見に貢献した。

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