ECW王座(イーシーダブリューおうざ、"ECW Championship")は、アメリカのプロレス団体WWEにおける王座の一つである。WWEの番組の一つであるECWが管理していた。同王座はかつてECW世界ヘビー級王座("ECW World Heavyweight Championship")、ECW世界王座("ECW World Championship")という名称であった。元は1992年〜2001年まで活動していたECWの最高位の王座であり、ECW消滅と共にベルトも封印されていたが、2006年にWWEがECWを復活させた際にポール・ヘイマンがベルトも復活させた。王座創設は1992年4月25日。初代王者はジミー・スヌーカである。なお、WWEでの公式発表では同王座の誕生は1994年8月27日のNWA世界ヘビー級王座との統一をもって、シェーン・ダグラスを初代王者としている。ヘイマン率いるECWが2001年4月11日をもって崩壊した時の王者はライノである。このことから後にライノがWWEで活動していた時は「ECW最後のヘビー級王者」と紹介されていたこともあった。日本人レスラーでは田中将斗が唯一の獲得者である。2006年6月13日の復活後第1回のECWでヘイマンが新ECW世界王者としてECW One Night Stand 2006でジョン・シナからWWE王座を奪取していたロブ・ヴァン・ダムに授与した。ロブ・ヴァン・ダムの王座陥落以降、ビッグ・ショー、ボビー・ラシュリーが王座を獲得。Backlash 2007ではWWE社長のビンス・マクマホンが王座を獲得し、ECW王座はビンス陣営対ラシュリーの抗争のキーポイントとなった。ラシュリーのRAW移籍後、ジョニー・ナイトロが王者となりCMパンクとの抗争を開始(ナイトロは王座獲得後、ジョン・モリソンとリングネームを変更)。2010年2月16日のECW最終回後に王座廃止が発表され、再び王座消滅することとなった。旧ECW時代のベルト(1999年 - 2001年)についてはECWの文字が紫で金メッキで作られていたが、2006年にWWEで復活した際リニューアルされたベルト(2006年 - 2008年)は旧ECWベルトとデザインがほぼ同じだがECWの文字が赤く、また金メッキの一部の上に黒みがかかっている。2008年6月29日のマーク・ヘンリー戴冠後から銀色のベルトにデザインが新調されている。また過去にタズが同タイトルを獲得した際には自身のオリジナルベルトをデザインしている。
出典:wikipedia
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